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ガヴリール「千咲ちゃん、魔法少女になって悪と戦う」 [無断転載禁止]©2ch.net

1 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:03:49.824 ID:L6TDJgxX0
 
-夜 住宅街-


ヴィーネ「はぁ、お花見楽しかったわねー」

タプリス「はいっ、本当に楽しかったです! 先輩のお料理もとても美味しかったですし!」

ヴィーネ「ふふっ、ありがとう、タプちゃん」

ヴィーネ「開催してよかったわね、ほんと。ガヴもそう思うでしょ?」

ガヴリール「ああ、まぁ……たまには良いんじゃないか」

ヴィーネ「で、サターニャはいつまで落ち込んでるのよ」

サターニャ「うっさいわね、ほっといてちょうだい!」

タプリス「天真先輩にじゃんけん連敗したのがそんなに悔しかったんですね」

サターニャ「キィィ、覚えてなさいよ、ガヴリール!」

ガヴリール「忘れるわ」

タプリス「あと桜もほんとに綺麗でしたし、最高でした!」

ラフィエル「そうだ、タプちゃん知っていますか。桜が綺麗な理由」

タプリス「えっ、何かあるんですか?」

ラフィエル「桜の木の下にはですね、実は人の死体が埋まっていまして」

ラフィエル「その生き血を吸って、綺麗なピンク色の花を咲かせているんですよ」

タプリス「ひええええっ」

ヴィーネ「もうラフィ、タプちゃんに嘘を教えないの」

タプリス「う、嘘だったんですね……よかったぁ」


 『たすけ……て』
 

2 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:05:26.583 ID:hHhtQu350
ほうほう

3 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:07:13.261 ID:L6TDJgxX0
 
タプリス「ひえっ! お、おばけ!?」

ヴィーネ「ほら、タプちゃん、怖がってるじゃない」

タプリス「ち、違います。なんか声が聞こえて……」

ラフィエル「声、ですか? 私には何も聞こえませんでしたが……」

 『だれか、たすけて』

タプリス「ほらまた! 助けてって聞こえます!」

ヴィーネ「えっと、私も何も聞こえないけど……ガヴは聞こえた?」

ガヴリール「いや何も」

タプリス「たしかこっちの方から……」

 タッタッタッ

ヴィーネ「あ、ちょっとタプちゃん待って!」



-工事現場-


タプリス「この土管の中から声が聞こえます! って、これは……」

チャッピー「……」ブルブル

タプリス「子犬……でしょうか。あ、足に怪我をしています!」

ヴィーネ「この子は、チャッピーじゃない!」

タプリス「チャッピー?」

ヴィーネ「イフリートのチャッピー、私の実家で飼ってるペットよ」

ヴィーネ「でも……ずいぶん、小さくなってるわね……」

4 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:10:05.806 ID:L6TDJgxX0
 
チャッピー『よかった、ボクの声が聞こえる人がいて』

タプリス「あなたがわたしを呼んでいたんだ……」

ヴィーネ「と、とりあえず、足の手当てをしましょうか」


 しゅるしゅる

ヴィーネ「これでよしっと」

タプリス「ありがとうございます、月乃瀬先輩」

ヴィーネ「それより、チャッピーの声が聞こえるって」

ヴィーネ「チャッピーの言っていることがわかるってこと?」

タプリス「は、はい。えっと、チャッピー、いくつか聞いてもいいかな?」

チャッピー『……』

タプリス「チャッピー? あれ、返事が……」

チャッピー『ごめん……力が、底をついていて、もう限界なんだ……』

タプリス「えっ、大丈夫なの、チャッピー!?」

チャッピー『お願いを一つ……聞いてくれないかな』

タプリス「うん。わ、わたしにできることなら」


チャッピー『女の子と女の子が抱き合う姿を、ボクに見せてくれないかな』

タプリス「ん??????????」

5 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:12:22.619 ID:QLY4rU7id
シャベッタアアア

6 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:12:38.775 ID:mrTLP4fbd


7 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:12:49.042 ID:mrTLP4fbd


8 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:13:03.689 ID:mrTLP4fbd


9 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:13:06.377 ID:L6TDJgxX0
 
タプリス「そ、それと、あなたの力にどんな関係が……」

チャッピー『ボクは女の子と女の子が仲良くする時に発生する力……』

チャッピー『通称キマシパワーを活動エネルギーとして使っているんだ』

チャッピー『だからお願いだ、誰でも良いから、女の子同士の抱擁を見せてくれないかな』

タプリス「なるほど……よくわかりませんが、そういうことですか」

ヴィーネ「タプちゃん、チャッピーはなんて?」

タプリス「実は……」



ヴィーネ「胡散臭すぎない?」

ラフィーネ「胡散臭いですね」

ガヴリール「胡散臭いな」

サターニャ「胡散臭いわね」

タプリス「胡桃沢先輩まで……でもまぁ、そうですよね……」

10 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2017/04/18(火) 21:13:12.543 ID:9vKg3hEn0


11 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:13:17.211 ID:mrTLP4fbd


12 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2017/04/18(火) 21:13:22.990 ID:9vKg3hEn0


13 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:13:29.999 ID:mrTLP4fbd


14 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:16:16.041 ID:L6TDJgxX0
 
チャッピー『ひゅぅ……ひゅぅ……』

タプリス「で、でも、もし本当だったら……チャッピーの命が危険ですし」

ヴィーネ「しょうがないわね、飼い主として私が一肌脱ぎましょうか」

ヴィーネ「さ、ガヴ、おーいで♪」

ガヴリール「は? なんで私なんだよ」

ヴィーネ「良いじゃない、別に減るものじゃないし」

ガヴリール「私の精神力が減るんだよ」

ヴィーネ「そんなワガママ言わないで、ほらガブ♪ ガーブッ♪」

ガヴリール「はぁ……仕方ないな……」

 ぎゅぅぅ

ヴィーネ「ぎゅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

ガヴリール「……ぐえっ」

タプリス「チャッピー、これで……えっ?」


 ピカァァァァァ

チャッピー『きたきたきたきたぁ! キマシたわぁぁぁ!!』

15 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:19:12.250 ID:L6TDJgxX0
 
チャッピー「完全にっ、復活しました!!」

ラフィエル「あらあら」

ヴィーネ「うわっ、喋った!? ホ、ホントのことだったのね……」

ガヴリール「ヴィーネ、もう離して。苦しい」

ヴィーネ「ああ、ごめんね、ガヴ」

タプリス「それにしてもチャッピーが元気になって、よかったです!」

チャッピー「ありがとうタプリス、君のおかげだ」

タプリス「いえいえ、先輩たちの抱擁のおかげですから!」


タプリス「それでチャッピー、改めて聞きますが、あなたはどうしてここに?」

チャッピー「ボクは、とある物を探して人間界に来ていたんだけど」

チャッピー「その途中で魔物に襲われて怪我をしてしまってね……」

チャッピー「あそこに身を隠していたのさ」

ヴィーネ「ま、魔物って……そんな物騒なのがここにいるの?」

チャッピー「うん。体長は君たちの三倍以上はあって、性格は獰猛で狡猾……」

チャッピー「狙った獲物は逃さない、恐ろしいやつなんだ」

タプリス「ひっ……」


 ガルルルルルルッ


ヴィーネ「な、なに!? 何の音!?」

チャッピー「まずい、ボクが力を取り戻したせいで、見つかってしまったみたいだ」

16 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:20:00.821 ID:Up5i0XT40
支援

17 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:22:07.527 ID:L6TDJgxX0
 
ラフィエル「あ、あの資材の上に、黒い影がっ!」

タプリス「ひええっ、ば、化物ですぅ!」

チャッピー「間違いない、やつだ……」

ガヴリール「おい、あいつ一体何者なんだよ!」

チャッピー「あいつもボクと同じ物を狙う飢えた獣……その名も……」

チャッピー「ノンケ獣だ」


ノンケ獣「ヘテテテテテッ!!」


ヴィーネ「ちょ、ちょっとあんなの洒落になってないわよ!」

タプリス「に、逃げなくちゃ……」


サターニャ「なはっ! 逃げるだなんて、何を言っているのかしら」

タプリス「く、胡桃沢先輩?」

サターニャ「ノンケだか、なんだか知らないけど、この大悪魔サタニキア様に挑もうなんて」

サターニャ「いい度胸じゃない! 私がぶっ倒してあげるわ!」


ノンケ獣「ヴェアアアアアッ!!」


ヴィーネ「な、なんかこういう単純な力比べの時は、サターニャが頼もしく見えるわね」

ガヴリール「ああ、劇場版のジャイアンみたいだな」

18 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:23:02.476 ID:8rPUXqCD0
意味がわからねえ

19 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:25:27.950 ID:L6TDJgxX0
 
サターニャ「いくわよ、ケダモノッ!」

 ダッ

サターニャ「くらいなさい! デビィィィル、パァァァァンチッ!!」

 ブンッ グニョン

サターニャ「なはっ? て、手応えが、ない!? だったら……」

サターニャ「デビィィィル、キィィィィックッ!!」

 グニョン ブニョン

サターニャ「もう! な、なんなのよこれ!?」

ラフィエル「サターニャさん! 危ないっ!!」

サターニャ「えっ」

ノンケ獣「キッシャアアアアアアアッ!!」

 ブンッ ドゴッ

サターニャ「なはっ!!」

 ズサササササァァァッ ドゴォォン


サターニャ「」

タプリス「く、胡桃沢先輩ぃぃぃぃ!」

ヴィーネ「ああっ、サターニャがっ!」

ガヴリール「まぁ、こうなるだろうと思ったけどな」

ラフィエル「皆さん安心してください。サターニャさんは私が土に埋めておきますから」

ラフィエル「あとで復活します!」

ヴィーネ「ええ……任せたわ、ラフィ」

20 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:26:18.952 ID:LltVs55c0
プリキュアみたいだぁ...

21 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:27:46.469 ID:Up5i0XT40
てっきり犬かと思ったら

22 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:28:44.565 ID:L6TDJgxX0
 
ヴィーネ「でもこうなったら、私たちも戦うしか……」


 「無駄な抵抗は、やめるんですネェ!」


タプリス「な、何者ですか!? って、仮面の人!?」


ヒゲの男「ノンケ獣には、ただの攻撃は一切効かないですネェ!」

ヒゲの男「だからおとなしく、その子犬を渡す、ですネェ!」


ヴィーネ「あの男、いったい……どんな珈琲好きなのかしら」

ガヴリール「全くわからん。いったい、どこの店主なんだ……」

ヒゲの男「せっかく蝶仮面つけてるのに、正体を詮索するんじゃないですネェ!?」


チャッピー「あの男がノンケ獣を操っているみたいだ」

タプリス「えっ、そうなんですか」

チャッピー「それと、ノンケ獣に普通の攻撃は通用しないというのも本当みたいだね」

タプリス「そんな……だったら、どうすれば……」


チャッピー「対抗するにはやっぱり、キマシパワーを使うしかない」

チャッピー「そしてタプリス。君には、その素質があるんだ」

タプリス「えっ、わ、わたしですか?」

チャッピー「非常に弱っていたボクの声が聞こえたのが、その証拠」

チャッピー「頼むタプリス、君じゃなきゃダメなんだ」

23 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:31:34.602 ID:L6TDJgxX0
 
ガヴリール「タプリス、お前ならできる」

タプリス「天真先輩……」

ガヴリール「いざとなったら、助けてやるから、な」

タプリス「は、はい! わかりました! やってみます!」


チャッピー「じゃあ、今からキマシパワーを制御する魔道具を君に渡すよ」

タプリス「は、はい」

チャッピー「せーのっ……ふんんんんっ!!!」

 ミチミチミチィ ポォン

ヴィーネ「うわぁ……お尻から……」

タプリス「うえぇ、ばっちぃですぅ……」


チャッピー「それが君専用の魔道具、ユリクルリリィステッキだ」

タプリス「ユリクルリリィステッキ……」

 スッ

チャッピー「さっき君がボクに触れた時の情報を元に、魔道具内の情報を書き換えておいた」

チャッピー「これで、君でも使えるようになっているはずだよ」

タプリス「で、でもこれをどうすれば……」

チャッピー「あれ、おかしいな。本当ならすぐに変身できるはず……」

チャッピー「ま、まさか……キマシパワーが足りていないのか……?」


ヒゲの男「お喋りは、そこまでですネェ!」

24 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:35:14.503 ID:L6TDJgxX0
 
ヒゲの男「先程から、何やらごそごそとやっているようですが」

ヒゲの男「もう観念するですネェ!」


タプリス「チャッピー! ど、どうすれば!?」

チャッピー「変身には、もっとたくさんのキマシパワーが必要みたいだ」

チャッピー「だから、そうだな……女の子同士のキスをしてくれないか!」

タプリス「えっ? キ、キス!?」

ヴィーネ「ガヴ!!」

 ガバッ

ガヴリール「おいおいおい、ヴィーネ、マジか……?」

ヴィーネ「だって……みんなを助けるためなんだもの」

ガヴリール「その割には、ウッキウキだな、お前」

25 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:38:00.692 ID:L6TDJgxX0
 
チャッピー「急いで! 時間がない!」

ガヴリール「まぁその、なんだ」

ガヴリール「キスなんて、知らないやつとは絶対イヤだけど」

ガヴリール「もし知り合いの誰かとキスをしなければならないんだとしたら」

ガヴリール「たぶん、ヴィーネを選ぶと思うから……」


ヒゲの男「さぁいくのです、ノンケ獣! 奴らをギッタギタにするですネェ!」

ノンケ獣「ヘテテテテテッ!」


ヴィーネ「ガヴ、嬉しい……するね?」

 ちゅっ
 

26 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:41:09.508 ID:L6TDJgxX0
 
ノンケ獣「キシャァァァァッ!!」

 ブンッ

タプリス「きゃぁぁっ!!」

 ピカァァァァァッ

ノンケ獣「ヘテッ!?」

タプリス「えっ、ノンケ獣が吹っ飛んで……あ、ステッキが光ってます!」

チャッピー「今だ、タプリス! 変身だ!」

タプリス「はいっ!」


-------------------------------------------------------------
タプリス「ユリクル、マジカル、クロニクル……」

タプリス「大いなるキマシパワーよ、わたしに力を!!」

 パァァァァァッ

 <変身バンク>


 シャキンッ

タプリス「ユリクルタプリス! この世の悪を倒すため、ただいま参上!」
-------------------------------------------------------------


チャッピー「やった成功だ!」

タプリス「こ、この姿は……」

ヴィーネ「タプちゃん、ピンクのひらひらでとっても可愛い!!」

ガヴリール「ああ、なかなか似合ってるじゃないか。あとヴィーネ重い」

27 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:44:16.560 ID:L6TDJgxX0
 
タプリス「こ、こんな服着たことないので、は、恥ずかしいです……」

タプリス「あと変身中、着ていた服が全部脱げてしまったんですが……」

タプリス「も、もしかして……見えました?」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……」

タプリス「うぅぅぅぅ……」カァァ


ヒゲの男「な、なんですか、この光! 何が起きたんですかネェ!」

ヒゲの男「変身、ですって? ふんっ、あんなの所詮こけおどし……」

ヒゲの男「ノンケ獣! やってしまう、ですネェ!」


ノンケ獣「キシャァァァァッ!!」

 ブンッ
 

28 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:47:08.901 ID:L6TDJgxX0
 
タプリス「きゃっ!!」

 ピシィ

タプリス「あれっ……痛く、ない? こ、これは!?」

チャッピー「それは、リリィバリアだ! 手をかざせば相手の攻撃を防いでくれる!」

タプリス「そ、そうなんだ」

ノンケ獣「ヴェアアアアアッ!」

 ブンッ ブンッ ブンッ

 ピシィ ピシィ ピシィ

タプリス「こ、これならなんとか耐えられそうです……って!!」

タプリス「ふ、服が、どんどん破れていきますぅぅ!!」

チャッピー「ああ、そのバリアもキマシパワーを使っているからね」

チャッピー「攻撃を無効にする代わりに、どんどん服が消滅していくんだ」

タプリス「ひぇぇぇっ!! これじゃ、裸になっちゃいますぅぅぅ!!」

29 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:50:01.938 ID:L6TDJgxX0
 
ガヴリール「大丈夫だ、タプリス! 私ら天使には聖なる光がある!」

タプリス「わ、わたしの光は先輩たちのように完全じゃないんです!」

タプリス「正面からは大丈夫なんですけど、横からはNGなんですぅぅ!!」

ガヴリール「あ、ほんとだ。横から見たら丸見え100%だな」

タプリス「うぅぅぅ……」カァァ

ヴィーネ「なんだか可哀想になってきたわ……」


チャッピー「タプリス、守ってばかりじゃジリ貧だ! こちらからも攻撃を!」

タプリス「攻撃っていっても、どうすれば……」

チャッピー「ステッキの先に意識を集中して、イメージするんだ!」

タプリス「イ、イメージ?」

チャッピー「どんなものでもいい! 武器になりそうな……例えばハンマーとか!」

タプリス「わ、わかりました! やってみます!」


タプリス(深呼吸して……)

タプリス「……すぅ」

ノンケ獣「キシャァァァァッ!!」

ガヴリール「危ないっ、タプリス!!」

30 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:53:15.606 ID:L6TDJgxX0
 
タプリス(……イメージッ!)

 ブゥン ゴツンッ

ノンケ獣「ギィヤァァァァァッ!!」

ガヴリール「なっ!?」

タプリス「えっ……、あれ、わたし……」

ガヴリール「すごいぞ、タプリス! あいつの腕をふっ飛ばした!」


タプリス「これは……槌?」

チャッピー「ああ、キマシパワーを高エネルギー体に変換した塊のようなものだよ」

チャッピー「そうだね……リリィハンマーとでも名付けようか」

タプリス「リリィハンマー……」


ヒゲの男「くっ、少しはやるようですネェ。……ですが!」

ノンケ獣「ギ、ギギ……ッ」

 メキメキメキッ

ノンケ獣「ヴェアアアアアッ!」


ヴィーネ「うそ……腕が再生した!?」

ヒゲの男「そんな攻撃……ノンケ獣には無力、ですネェ!」

31 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:56:16.421 ID:L6TDJgxX0
 
タプリス「そんな……再生され続けたらキリがないです……」

ノンケ獣「キシャァァァァッ!!」

 ブンッ ピシィ

タプリス「きゃぁぁぁっ!」

ヴィーネ「タプちゃん!?」

タプリス「うぅ……ぬ、布の面積が……もうっ!」


ガヴリール「おい、淫獣! 何か他に手はないのか!?」

チャッピー「い、淫獣って……お、おほん。でも、すぐさま再生されるとなると」

チャッピー「核を潰すか、全てをいっぺんに消滅させるか、の二つしか方法はありません」

ガヴリール「核なんて探せるのか?」

チャッピー「難しいでしょうね、今の我々には……」

ガヴリール「だったら……、一気に全てを消滅、か」


チャッピー「一か八かですが……奥の手、があります」

ガヴリール「奥の手だって? それはいったい……」

チャッピー「ですがそれには……最大限のキマシパワーが必要なんです」

ヴィーネ「……えへ」

ガヴリール「おい、露骨に嬉しい顔をするな」

32 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 21:59:26.744 ID:L6TDJgxX0
 
ヴィーネ「ガヴ、可愛い後輩がどうなってもいいの?」

ガヴリール「しまいには脅迫かよ……」

ヴィーネ「脅迫だなんて、人聞きの悪い」

ガヴリール「ああっ、もう! わかったよ! 好きにしろ!」

ヴィーネ「えへへ、なんだかんだでおっけーしてくれるガヴが好き♪」

ガヴリール「……早くしろよ」

ヴィーネ「ガヴ……」

 ちゅっ ちゅぅ んちゅ

 ピカァァァァァッ


タプリス「月乃瀬先輩、だ、大胆です……」カァァ

チャッピー「すごい、どんどんキマシパワーが上がっていく!」


ノンケ獣「キシャァァァァッ!!」

 ブンッ ピシィ

タプリス「ぐぬぬっ! チャッピー、どうですか!? いけそうですか!?」

チャッピー「くっ、ダメだ! 50%までしか上がらない!」

タプリス「そ、そんな……あれでも足りないだなんて、どうしたら……」

33 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:02:13.251 ID:L6TDJgxX0
 
サターニャ「なはっ、どうやらお困りのようね!」

タプリス「胡桃沢先輩! もう復活したんですね!」

ラフィエル「土に埋めたあと、私の体液入りスペシャル栄養剤ですぐに生えてきました♪」

タプリス「うわぁ……」

サターニャ「それで何、これはどういう状況なの?」


タプリス「と、とりあえず、二人でちゅーしてください!」

ラフィエル「そうですかそうですかぁ」

サターニャ「は? あんた何言って――」

 ドンッ

ラフィエル「うふふ、了解です。ではいきますね、サターニャさん♪」

サターニャ「ちょっと! えっ、なになに、本気なの!? えっ!?」

 ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ 

ラフィエル「はぁ……はぁ、サターニャさん、好きですぅ……」

サターニャ「んっ! だめっ、い、息ができっ、なはっ!」

 ピカァァァァァッ


チャッピー「これでいけそうだ! タプリス、すぐに準備を!」

タプリス「じゅ、準備って何をするんですか!?」

チャッピー「最大限まで高まったキマシパワーをステッキの先端に収束させて」

チャッピー「それを、直線状に一気に射出する」

チャッピー「その名も……ユリクルマジカルバスターだっ!!」

34 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:05:25.384 ID:L6TDJgxX0
 
ヒゲの男「何やら企んでいるようですが、させませんですネェ!」

ヒゲの男「ノンケ獣! 奴らに隙を与えては、いけませんですネェ!」

ノンケ獣「ヴェアアアアアッ!」

 ブンッ ピシィ

タプリス「うぅ、これじゃあ、チャージする時間が……」


チャッピー「ボクに任せて!」

タプリス「チャッピー!? そんなっ、前に出ちゃ!!」

ノンケ獣「キシャァァァァッ!!」

 ブンッ ドゴッ

チャッピー「かはっ!!」

タプリス「チャッピィィィィッ!!」


チャッピー「ゴホッ……で、でも、捕まえた!!」

ノンケ獣「ヘテッ!?」

チャッピー「タプリス、目を閉じて!!」

タプリス「えっ! あ、はい!」

チャッピー「ユリクル……フラァァァシュッ!!」

 パァァァァァァッ
 

35 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:08:20.716 ID:L6TDJgxX0
 
ノンケ獣「ギャァァァァァッ!!」

チャッピー「奴の目がくらんでるうちに、早く!」

タプリス「は、はいっ!」


 キュインキュインキュイン

タプリス「キマシパワー充填……80……90……100%!」

チャッピー「タプリス、今だぁぁぁっ!!」


タプリス「ユリクルマジカル……、バスタァァァァァッ!!」


 ギュイィィィン ドゴオオオオオォォォォォッ


ノンケ獣「ピギャァァァァァァァッ!!」


 シュゥゥゥゥゥ コロンコロンッ



ヒゲの男「そんなっ、あ、ありえないっ……ですネェ……」

タプリス「やった……やりましたぁ……」

チャッピー「よくやったよ! タプリス!」

タプリス「あ、チャッピー、無事でよかったぁ」

チャッピー「全身でキマシパワーを浴びまくったからね、元気全快さ」


ガヴリール「」

サターニャ「」

36 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:08:33.349 ID:VX9PTs4o0
支援

37 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:10:53.610 ID:GbJu4/vw0
そうですかそうですかぁ

なはっ!
大好き
支援!

38 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:11:39.465 ID:L6TDJgxX0
 
ヴィーネ「ふぅ……」テカテカ

ラフィエル「うふふ……」ツヤツヤ


タプリス「あれ、ノンケ獣のいたところに何か落ちてます」

 キランッ ヒョイッ

タプリス「これなんでしょう、綺麗な宝石みたい」


チャッピー「それは女の子同士がお互いを愛し合ったときに生まれる結晶……」

チャッピー「その名も……ユリーフシード。ボクが集めているものさ」

タプリス「ユリーフシード……ですか」


チャッピー「たぶん、それを見つけたノンケ獣が飲み込んでいたんだろうね」

タプリス「なるほど……」

チャッピー「おそらく、あいつらの目的はキマシパワーの根絶……」

チャッピー「ユリーフシードを一つ残らず集めて、完全に破壊する気だろう」

タプリス「そんなことになったら……」

チャッピー「この世界では……女の子が、女の子を……愛せなくなる」

タプリス「そしたら……先輩たちは……」


ヒゲの男「くっくっくっ、今回は我々の負けですネェ!」

サターニャ「」


タプリス「なっ、胡桃沢先輩をどうするつもりですか!?」

39 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:15:00.771 ID:L6TDJgxX0
 
ヒゲの男「この娘、一度死んだはずなのに蘇ったのを見た、ですネェ!」

ヒゲの男「実に興味深い! 我が軍団の崇高なる目的のために」

ヒゲの男「有効活用させていただきます、ですネェ!」

タプリス「ま、待ちなさい!!」


ヒゲの男「それでは、みなさん。ごきげんよう、ですネェ!」

サターニャ「」

 シュンッ


ヴィーネ「そんな……サターニャが……」

タプリス「ごめんなさい。わたしがもっと、ちゃんとしていたら……」

ラフィエル「いえ、タプちゃんはよくやってくれました」

タプリス「ですが……」

ラフィエル「大丈夫です、サターニャさんは不死身ですから」

タプリス「白羽先輩……」

タプリス「わ、わたし、がんばって胡桃沢先輩を取り戻します!」

チャッピー「もちろんボクも手伝うよ。元凶は……その、ボクみたいなものだしね」

タプリス「ありがとう、チャッピー」

タプリス「それにしても、あの人達は許せません! 人の愛を強引に奪うなんて!」

タプリス「チャッピー! 一緒にあの人達を倒しましょう!」

チャッピー「ありがとう、タプリス。恩に着るよ!」


ガヴリール「」

40 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:18:07.675 ID:L6TDJgxX0
 
-ブラックノンケ団 本部-


 シュンッ

グラサンの男「……戻ったか」

ヒゲの男「申し訳ありません、ボス」

ヒゲの男「思わぬ邪魔が入りまして、ユリーフシードを奪い損ねました」

グラサンの男「なんだと」ギロッ

ヒゲの男「ひっ……で、ですが、別の収穫が、あるんですネェ!」


 ドサッ

サターニャ「」


グラサンの男「こいつは……」

ヒゲの男「この娘、どうやら不死身の肉体を持つようで」

ヒゲの男「例のプロジェクトの被験体に、ぴったりかと思いまして、ですネェ」

グラサンの男「くくっ、なるほどな。でかしたぞ」

グラサンの男「これでまた一歩、我らの崇高なる目的に近づくであろう」


グラサンの男「フフ、フハハハハハハッ!!」

ヒゲの男「デースデスデスデスデスネェ!!」

41 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:18:13.153 ID:VX9PTs4o0
期待

42 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:21:12.645 ID:L6TDJgxX0
 
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謎の生命体チャッピーと運命的な出会いをした天使と悪魔達。

そこに立ちふさがった、ひげの男の正体と、
その背後で暗躍するブラックノンケ団の目的とは!?

そして、さらわれたサターニャの運命は!?

新しい力を得たユリクルタプリスこと、
千咲=タプリス=シュガーベルの戦いが今、幕を開ける!!

---------------------------------------------------------



おしまい

43 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:23:58.987 ID:VX9PTs4o0
知ってた


44 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:35:58.244 ID:HTZRMscLK
いつの間にかサターニャに続きタプリスまで謎世界なシリーズが
でも好き

45 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2017/04/18(火) 22:58:02.253 ID:GbJu4/vw0
なんか好き


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