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この登山ビデオレターよりゾッとするコピペあんの? [無断転載禁止]©2ch.net

1 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:33:50.481 ID:UbmWE6dH0
あれ未だに何回見ても寒気するわ

2 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:34:15.814 ID:PhhhYQBRp
あるよ

3 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:34:22.046 ID:+Dze6pqa0
確かに

4 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:34:25.095 ID:WdFV0LlE0
どれ?

5 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:36:03.834 ID:UbmWE6dH0
会社の同僚が亡くなった。
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて
家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。
Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で
休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。

亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」

趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめ
ビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、
ということだった。俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろと
いったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKは
きっぱり言った。いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。

Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める

「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んで
しまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて
本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」

6 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:36:25.944 ID:UbmWE6dH0
506:2/4:2010/06/24(木) 14:55:19 ID:2baYGPaj0


もちろんこれを撮ったときKは生きていたわけだが、それから半年後
本当にKは死んでしまった。クライミング中の滑落による事故死で、
クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように
下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点
から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。


通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。

一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に
見せることにした。さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は
俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たので
ちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。

俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、
再生した。

7 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:37:40.290 ID:UbmWE6dH0
規制でコピペできなくなったから後は頼むわ

8 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:38:11.176 ID:owFgKaFq0
AVが流れる奴か

9 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:39:29.102 ID:WdFV0LlE0
雑にオチを言わないで欲しい

10 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:40:37.923 ID:SpctrMrV0
すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す
「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」ステージにばあさんの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたじいさんがターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO! わしがONRYO! 鬼のGYOUSO! ばあさんSANJYO! 
 違法なMAISO! じいさんTOUSO! 壁からわしが呼ぶGENCHO!
 (ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
 年金減少! 医療費上昇! ボケてて大変! 食事の時間!
 冷たい世間を生き抜き! パークゴルフで息抜き!
 どこだJI-I-SA-N老人MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
じいさんのプレイも好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ。
まだ、俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがばあさんの口から飛び出していく
本物のヒップホップが、ここにあるのだ。

11 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:40:44.008 ID:sXkydljFE
寺生まれのTさんが何とかしてくれるやつだろ?

12 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:41:59.818 ID:BstsW4tM0
家族の前でAV流して殴られるやつか

13 :キチガイ発狂最終章!煽ってやらせて打つ!新宿古着屋自滅方程式!近日早朝訪問そして破滅♪大爆笑:2016/09/26(月) 03:43:16.589 ID:MWdjuDM9d
2 ノーブランドさん 2016/02/28(日) 23:21:09.18 ID:n1rLGnOa0
今日も悔しくて発狂しちゃう伝説の負け犬のカイーワでしたとさww

さすがチョン顔遅筋ガリの負け犬だな

それでスクリプトにマジレスしてた負け犬の言い訳は?

5 ノーブランドさん 2016/02/29(月) 06:12:40.63 ID:+q/rDoNK0
カイーワのマジレスは面白かったよなあ
ヲチスレで観察されてるとかどんな気分なんだろうか

8 ノーブランドさん 2016/02/29(月) 08:24:55.34 ID:+q/rDoNK0
今寝ただろ?そろそろ眠いだろ?
終始時間も設定されてるのに本当馬鹿だよなあ…

10 ノーブランドさん 2016/02/29(月) 09:53:38.26 ID:+q/rDoNK0
おい笹塚から逃げた腰抜け早く出てこいよ!


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14 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:44:29.979 ID:83rvM71X0
おい誰か

15 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:47:12.239 ID:GzfIChDJ0
オイオイオイオイ

16 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:47:41.421 ID:owFgKaFq0
俺は急に腹が痛くなりトイレへ行った
少ししてリビングからさけび声があがったので急いで戻るとかわいいAV女優と犬が交尾している映像が流れていた
あろうことか俺は間違えて「獣皇」シリーズのAVを入れてしまったのである
すぐに停止したが既に手遅れで友人の父親に殴られるは子供は泣き出すはで大変だった
俺はこの件をきっかけにロッククライミングが嫌いになった

17 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:47:53.309 ID:9sEi+lAj0
NG引っかかって貼れない
クソひろゆき死ね

18 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:47:54.257 ID:DYzsruqgr
わざとらしいな

19 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:48:05.668 ID:lGOUHnQS0
僕はズヴァアアアアアアア

20 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:48:41.540 ID:KVzDOE1k0
ロッククライミングとばっちりでワロタ

21 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:48:44.653 ID:nz4sX0Dv0
ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に
突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?


「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んで
しまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本・・ありが・・・」

Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている
ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。



「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアアアアア
アアアアアア死にたくない!死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」

22 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:49:05.392 ID:E2HBW6pka
>>16
確かに怖いけど糞すぎワロタ

23 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:49:50.128 ID:9HAWLwF3a
>>16子供はトラウマだろこれ

24 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:50:19.064 ID:nz4sX0Dv0
これを見た親族は泣き叫び、Kの奥さんはなんて物を見せるんだと俺に掴みかかり、
Kの父親は俺を殴りつけた。奥さんの弟が、K兄さんはいたずらで
こういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげで
その場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。

翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に
住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。
代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったが
そこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。

そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に
引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来なら
あの直後に事故にあって死んでたはずだと言われた。

25 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:50:29.926 ID:AApQ35xJ0
クライミングやってる奴等が野外で安全マットなんか
使うわけねえだろとマジレスが返ってきたあのコピペのやつか

26 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:51:16.707 ID:0sZqFmco0
>>24
近所の寺で一気に嘘くさくなった

27 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:51:59.515 ID:9HAWLwF3a
>>24
獣姦AVのおかげで半年生きられたんだな

28 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:52:38.549 ID:NPoU0s1ta
>>16
こんな時間に声出して笑ってしまったww

29 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:52:49.602 ID:DYzsruqgr
めちゃめちゃ怖い話教えてください - Yahoo!知恵袋 http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1243683832

30 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:54:05.803 ID:IoKmcFPCM
ゾッとするポイントがさっぱり分からんな

31 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:55:11.459 ID:P2lcrqHya
獣姦と住職どっちが本当なん?

32 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:55:29.550 ID:gS0jyn8S0
屋上で外眺めてたら全裸基地外が追っかけてくるやつの方がよっぽど怖い

33 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:56:10.615 ID:WdFV0LlE0
トイレに向かうことで獣皇フラグが立ったんだろ
マルチエンディングなんだ

34 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:56:27.163 ID:lzqsdaKbE
いつ見ても近所の住職が有能過ぎて笑う

35 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:57:00.895 ID:70ebfR3i0
獣皇流したほうがこわい

36 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:57:11.258 ID:LmR60p4ed
どうみてもAVが本当

37 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:57:48.357 ID:9HAWLwF3a
ダブルバッドエンドじゃねえか
ハッピーエンドないのかよ

38 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:58:37.575 ID:+pXUjvbvH
近所の住職はいつも有能なのに
何で葬式担当の住職はいつも成仏させられないの?

39 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:58:48.755 ID:P2lcrqHya
AVでハッピーエンド希望

40 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:59:29.553 ID:wOMf9+XO0
AVの方があり得るな

41 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 03:59:53.308 ID:WdFV0LlE0
奥さんNTRエンド行くにはどうすればいいです?

42 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:00:48.330 ID:gkrXO6fqa
>>32
あれもアイロンで萎えちゃう

43 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:01:59.429 ID:lzqsdaKbE
処分しますで寺に持ってくけど別にDVDが呪われてるわけじゃないよなこれ

44 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:04:20.947 ID:OipBJdce0
>>37
実際にこういう死に方をすると
「子供もいるのに危険な趣味をやめない勝手な男」みたいな扱いで
あんまり同情されないからバッドエンドしかないよ

45 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:05:25.556 ID:GZRaTAI10
それはうちでは無理ですってただ粗大ゴミを拒否されただけだよな

46 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:10:15.807 ID:owFgKaFq0
「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んで
しまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本当にありがとう。以下略」

DVDの再生が終わるとみんな俯いて涙を堪えていた
すかさず同僚からもう1つ預かったある1枚の写真を出して奥さんに見せた
どうやら同僚は奥さんが浮気していたのを知っていて探偵を雇っていたらしい
もしもの時は娘を頼むと言われ、奥さんと男性がホテルに入っていく写真を俺に渡していたのである
この写真のおかげで未亡人を抱く事が出来、口止め料ももらえた
俺はこの件をきっかけにロッククライミングが好きになった

47 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:11:09.572 ID:aiJG5Wna0
>>32
全裸ではなかったような

48 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:11:35.637 ID:sg0vqtJj0
2階に住んでいる大家さんが窓を少し開けてこちらを見ている。
僕があいさつをしても何か考え事をしているのかシカトされた。
それが何日か続いた。
数日後、家の前にパトカーが止まっていた。
何かあったんだと思い、近所の人に尋ねてみた。
それを聞いてゾッとした

「大家さん自殺したって、 首つって」

49 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:11:42.178 ID:9HAWLwF3a
>>46
またエンディングが増えたけどこれはクズ過ぎwww

50 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:12:15.418 ID:xskBgprz0
>>45
お前のDVDって1メートルくらいあんの?

51 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:13:41.087 ID:aiJG5Wna0
謎の折り詰め渡されて食べちゃいけないって言われるやつのほうが怖い

52 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:14:37.345 ID:Yavn2z5La
寺だと最終的に焼くんだろうからDVDは扱いに困るよな
まったく近代文明ってやつはよぉ

53 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:14:38.359 ID:5EzQ86yq0
ある小学校に体の弱いB君って子がいてさ。
運動会とかには参加できなかったんけど、小学生最後の運動会だから
先生に無理言って参加させてもらうことにした。
最後のメートル走の時、彼も参加して走ることになった。
案の定、他の生徒がゴールしていくなか最後まで残ってしまった。
苦しそうに走っていても、あきらめずがんばろうとする彼に暖かい声援が
飛び交った。彼がゴール手前に着たとき、あふれんばかりの拍手が。
そして彼はゴールしたが・・・・・


運動会とは直接関係はなかったが、その後、病状が悪化して彼は帰らぬ人となった。
先生は彼がゴールするときの瞬間を写真でとっており、その後現像してクラスのみんなで
見たとき誰もが言葉を失った。

彼がゴールする時、周りの拍手が皆、手のひらをぴったり合わせ合掌した状態で写っていたのだ。

54 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:14:45.235 ID:TWa8KbXa0
これひたすらループするコピペじゃないの?

55 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:15:58.148 ID:w/eB6Fnb0
娘としては元のメッセージビデオでも微妙だろ
危険な趣味はやめない上に
メッセージビデオも他の友人たちとも一緒くたで
娘単独へのメッセージは一言だし
父親からの愛情を微塵も感じられない

56 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:16:58.791 ID:1eSbD8GqK
怖いどころか面白いという

57 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:19:27.691 ID:s5szRM36a
マルチエンドのコピペって新しいな

58 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:19:37.999 ID:k542PI1RM
ロッククライミングとばっちりでワロタ
http://i.imgue.info/1icVVp4E.gif

59 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:21:15.363 ID:IzvSwfyS0
>>53
拍手する時に両手をピッタリ合掌させる奴はそうそういないがな

60 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:22:30.597 ID:0sZqFmco0
斜めにズラすよなw

61 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:30:50.131 ID:uno02hv00
子供の虐待ビデオとかのやつとなんか怖い

62 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:31:49.139 ID:DyjybIVca
>>46
ロッククライミングが好きになるルートもあって安心した

63 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:37:55.018 ID:aiJG5Wna0
886 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/09/04(木) 23:57:35 ID:H6ASpnJbO 
近所の中華屋でラーメンを食ったんだが、金を払おうとしたら、店主がいらないと言うんだ。 
「今日でお店終わり。あなたが最後のお客さん。ひいきにしてくれてありがとう。これ、おみやげ」と、折詰めを二つくれた。 
俺は何と言っていいかわかんなかったけど「とても残念です。おみやげ、ありがたく頂戴します。お疲れさまでした」と挨拶して店を出たんだ。 
折詰めの中を見たら、餃子やら春巻やら唐揚げやらが、みっしりと詰まってる。ちょっと一人じゃ食べきれないボリューム。 
面白い体験だな。得しちゃったな。と、楽しくなってさ。帰り道、友人に電話して、経緯を話してから「今、俺んとこに来たら、中華オードブルがたらふく食えるぜ」と誘ったんだよ。 
すると、友人は変な事を言うんだ。 
「その折詰めの中身、食ったのか?」 
「食ってないよ」 
「いいか、絶対食うな。それから、絶対アパートに戻るな。そうだな、駅前のコンビニに行け。車で迎えに行ってやるから」 
「どういう事が全然わかんないんだけど」 
「説明は後だ。人のいるところが安全だ。コンビニに着いたら電話くれ」 
とにかく俺はコンビニに向かったよ。で、友人に電話した。「着いたよ」 
「こっちももうすぐ着く。誰かに後を付けられたりしてないか」 
「えーと、お前大丈夫か?」 
「それはこっちの台詞だな」 
それから、友人と連絡が取れなくなった。携帯がつながらない。 
小一時間、コンビニで待ってたけど、友人は現れない。 
友人が言った、絶対アパートに戻るな、というのが、何故か頭に残ってたから、ネットカフェで朝まで過ごし、始発で実家に帰った。 
いまも実家でゴロゴロしてる。 
他の友人に尋ねても、そいつとは連絡が取れないそうだ。 
そろそろ学校も始まるし、友人の消息も気になる。 
折詰めはコンビニのゴミ箱に捨てた。 


289 2/2 sage New! 2008/10/16(木) 13:57:52 ID:8mArHdCN0死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?197 

547 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/09/24(水) 22:28:39 ID:hS4Lduk8O 
以前、中華屋で折詰めを貰ったものです。 
九月も中頃を過ぎて、さすがに実家に居づらくなったのでアパートに戻ってみた。 
晩飯にコンビニ弁当を食っていると、お隣の人が来たんだ。ちょっといいかな、って感じて。 
「もう、大丈夫なのか」って聞かれたんで、すごくびっくりした。 
え?なんで知ってんの? 
でも、お隣の人が続けた話にもっとびっくりした。 
「夜中にガラの悪い男が、あんたの部屋のドアやら壁やらをガンガン蹴ってたんだよ。借金かなんかでヤクザとトラブったのかと思った。しばらくあんたの顔も見なかったし。でも、あんたも戻ってきたんだしね。詮索はしないよ」 
帰ろうとするお隣の人を引き止めて聞いた。 
「それはいつ頃のことですか」 
「八月の終わり頃と、先週くらいかな。先週のは、しつこく蹴ってたから、警察呼ぶぞ、っていってやったら、すぐ引き上げたみたいだな。……もしかして、知らなかった?」 
俺が半笑いな感じで頷いたら、お隣の人は無言で出ていった。 
俺も即、部屋をでた。 

それから、カプセルホテルとかを転々としてる。実家にまた戻るのいいんだろうけど、よくわからない災いをもたらしそうで、正直怖い。 
とにかく、消息不明の友人に話を聞くのが解決の近道と、学校の知人と連絡を取り合ってるが、いまだ音信不通。 
どうしよう。 

64 :近江ラ ◆OHMI077WI848 :2016/09/26(月) 04:42:33.553 ID:e52XRKrk0 ?2BP(1000)

>>63
これどういう意味なん?

65 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:43:24.018 ID:aiJG5Wna0
74 本当にあった怖い名無し 2008/10/13(月) 22:47:06 ID:lViNYiG0Oすいません。以前、中華屋で折り詰めを貰ったものです。 
消息不明の知人が、自殺していたことが判明しました。 
俺は学校を辞めました。 
アパートも引き払いました。 
多分、これで終わりになるでしょう。 

91 本当にあった怖い名無し 2008/10/14(火) 02:38:17 ID:bZVVQCfJO本当の最後として。 
俺が消息不明の友人と何とか連絡を取ろうとしていた時、頼りにしていた奴がいた。そいつは、友人と古くからの付き合いで、そいつならば、友人の居場所の見当もつくんじゃないか、俺はそう思ってた。 
アパートから二度目の逃亡で、カプセルホテルに滞在中、そいつから携帯に電話があった。 
「お前に嘘をついていたことを、まずは謝る。実は俺はお前から友人のことを問われた時には、友人が自殺したことを知っていた。車庫で首を吊っていたそうだ。 
通夜の晩、俺は親御さんから呼ばれて、別室で話をした。 
親御さんは、自殺する理由がどうしてもわからない、とおっしゃる。俺も、まったく思い当たることがない、と答えた。すると親御さんは携帯電話を俺に見せた。友人の携帯電話だ。 
握りしめたまま息絶えていたそうだ。 
遺書らしきものなかった。もしかすると、この携帯になにかメッセージがあるのでないか。そう親御さんは考えて、俺に確認してくれとおっしゃった。 
俺はちょっと奇妙な感じがしたが、親御さんに機能と操作を説明しつつ、なかを見た。 
録音もなし、メモもなし。 
次に発信履歴を見た。そこには、●●●という名前がずらっと並んでいた。全部不在だった。 
友人は、多分、自殺する直前まで●●●に電話を掛け続けていたんだろう。履歴のページがその名前で埋め尽くすまで。 
さらに、着信履歴を見た。 
お前の名前があった。 
俺は正直に、親御さんに説明した。 
お前から友人に電話があり、しばらく会話した後、友人は●●●に電話を何度も掛けたがつながらなかった。そして、友人は間違いを犯した。その後、お前が友人に何度か電話を掛けた。とね。 
親御さんに、お前のことと、●●●について聞かれた。俺は知っていることを全部教えた。●●●は何のことかわからなかったから、わからない、と答えた…」 
コンビニで待ちぼうけをくったあの晩に、すでに友人は自殺していたんだ。 
●●●といえば、あの中華屋の店の名前。 

そいつの話はまだ続いたが、もうどうでもよくなった。 
ただ、この街にいるのは良くない。災いがやってくる。 
だから、逃げることにしたんだ。 
さようなら 

66 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:43:48.116 ID:D1xarkdhd
こうゆう有名なやつだとリアルとババアに犬殺されちゃうやつが怖いかな。

67 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:47:03.843 ID:aiJG5Wna0
>>64
俺もわからんから怖い
わかる人いたら教えてほしい

68 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:54:31.770 ID:0TGzyYwaK
>>67これ気になるな

69 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:57:25.858 ID:6E/OUdfId
雑に考えるなら人肉入ってるとか
でもそれだとありきたりで面白くないし、こういうのは考えるだけ野暮

70 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 04:59:54.780 ID:16WnhIxQa
行方不明になった友人が借金してて保証人になってたとかじゃね?

71 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:00:14.122 ID:0TGzyYwaK
主人公が友人に頭大丈夫かって聞いてる返しにお前がなって言ってるあたりがキモか

72 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:13:38.647 ID:Xxqay8f30
●●●は何のことかわからなかったから、わからない、と答えた…」

これで察しはつくな

73 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:18:44.445 ID:BstsW4tM0
友人は中華屋の店主に殺されたんだろ

74 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:18:53.514 ID:UbmWE6dH0
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな〜」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ
ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。 「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。

75 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:25:51.828 ID:vC//UnFyM
>>74
これ宇宙人じゃ無いのか・・・?

76 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:28:11.620 ID:sg0vqtJj0
>>65

友人ともう一人の頼りにしている友人は店主に大金を渡し
ブツを受け取る予定だった。しかし、店主は端から取引する
つもりはなくブツと金をごっそりと持って海外に逃げる計画だった。
そのブツにはヤクザも関わっていたからヤクザから逃げる為には囮が
必要だった。そこで店主は友人とよく飯を食いに来ていた主人公に
目を付けてブツ(が入ってると見せかけたただの折詰め)を渡す。
そして折詰めを敢えて豪華にして主人公に渡したと友人に電話をする。
友人は主人公との電話を切った後、もう一人の頼りにしている友人に
電話する(ヤベーよ、まじヤベぇ的な)
一方、店主はヤクザに電話する。友人達のせいで取引に失敗したと、
ブツは手違いで関係のない奴に渡った、騙されたとヤクザに言う。
ヤクザが友人達の元へ向かう。 友人達、拘束される。ヤクザは
頼りにしている友人に、取引を裏切った友人を殺せと命令する。
そして、友人が殺される。その後、ブツの在り処を探すが
折詰めしか見つからない。ヤクザが気付いたときには店主は
海外へ逃亡していた。

77 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:28:31.691 ID:z6fmmVFed
中華屋のやつは
シャブ取引
友人知っててやめさせようとした
ヤクザに偽装自殺させられた
ヤクザはいまもシャブ追っかけてる
トピ主飛ぶ
多分こんなとこ

78 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:36:40.694 ID:UbmWE6dH0
「巨頭オ」
数年前、ふとある村の事を思い出した。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。

連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、
その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。

車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、
頭がやたら大きい人間?が出てきた。

え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。
両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。

車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、
とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、
その日行った場所は間違っていなかった。

だが、もう一度行こうとは思わない。

79 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:41:21.396 ID:UbmWE6dH0
信じようと、信じまいと―

北アフリカのある地域では、家を建てる際に玄関をふたつ作る習慣がある。
「子どもの入り口」と呼ばれるその“玄関”は、異様に細長く曲がりくねっており
子どもはおろか猫でさえ通ることは不可能である。
「子どもの入り口」がなぜ必要なのかを知る者はいない。

信じようと、信じまいと―

80 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:42:45.869 ID:UbmWE6dH0
信じようと、信じまいと―

1918年8月6日、現場にダイヤの指輪を残していく連続殺人鬼「ダイヤモート」が逮捕された。
ルイジアナの住民たちは不安な日々から開放された。
逮捕されたR・K容疑者は、殺人は認めたがダイヤを置いたことは頑なに否定しつづけた。
彼は拘置所で自ら命を絶ったのだが、死体のそばにはダイヤの指輪が落ちていたという。

信じようと、信じまいと―

81 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:44:08.036 ID:bjObGG+t0
>>29
はぁ?AVオチじゃねえのかよ明け方なのに怖くてプルップルやぞ

82 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:45:01.036 ID:Tn0+nZ0QM
ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、
その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろう
とおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。

結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずに
その子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、
病院で撮った写真の事を思い出しました。それを現像に出し取りにいって
見てみると、その写真が見つかりません。写真屋さんに聞いてみると、
「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。不審に思ったお母さんは
娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、
驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。

そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。

それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養して
もらうといい写真を持ち帰りました。それにしても恐ろしい
写真だったため霊能者のところに供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、

「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」

83 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:45:06.262 ID:UbmWE6dH0
信じようと、信じまいと―

1910年オカルト結社に所属していたイギリス人のオスカー・ワドルが
13年の歳月を費やし「悪魔が著した」と言われる書物の解読に成功した。
さぞやスゴイ魔術の叡智が記されているだろうと周囲から期待されていたが
地獄に居る親分への他愛もない愚痴が綴ってあるだけだったという。

信じようと、信じまいと―

84 :近江ラ ◆OHMI077WI848 :2016/09/26(月) 05:46:28.399 ID:e52XRKrk0
>>83
かわいい

85 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:47:52.072 ID:UbmWE6dH0
信じようと、信じまいと―

あるところロア好きな少女がいた。
少女は新しいロアを読むたび不思議な感覚に捕らわれるようになった。
ある日、少女は親友とロアの話をしているときに「ロアの話をするたびにオカッパの少女が私に近付いてくるの」と呟いた
翌日から少女はロアについて一切触れなくなった。少女の身になにが起こったのか…

信じようと、信じまいとー

86 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:47:57.690 ID:3Rr0X0Dy0
>>82
後味悪いわ…

87 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:50:45.465 ID:UbmWE6dH0
信じようと、信じまいと―

1969年。愛知県内のK中学には、成績不良な生徒が強制的に参加させられる夏合宿があった。
わずか1日の合宿にも関わらず、参加した全ての生徒の成績が大幅に向上したという。
参加者に取材を試みた記者もいたが、皆一様に口が重く、合宿の詳細は2014年現在まで不明である。
「この『精神と時間の合宿』参加者の中に、後に高名な漫画家になった者がいる」という信憑性の低い噂だけが伝わっている。

信じようと、信じまいと―

88 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:51:28.500 ID:Xxqay8f30
>>85
クレラップ

89 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 05:56:58.967 ID:UbmWE6dH0
信じようと、信じまいと―

南アフリカのある地方に、動く人形があるという。
イギリス人記者が、それがあるほこらに行ったところ、突っ立ったままで動こうとしない。
その事を現地人に報告すると彼らは一気に青ざめた。その人形は、座っているはずだと。
記者がそこに戻ると、人形は座ったままで微笑んでいた。

90 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:01:02.030 ID:sg0vqtJj0
これはK県に住む高校生、Sの話だ。
Sは怪談や幽霊話を一切信じないタイプだった。
そんなSが、ある日、近所の心霊スポットの話を聞きつけた。
なんでもSの住む隣の町に、幽霊が出るという噂の神社があるらしい。
興味を持ったSは、その日の夜、一人きりで神社に行くことにした。
闇に包まれた境内は、今にも霊があらわれそうで、ふつうの人なら、
足を踏み入れることを躊躇っただろう。
取り敢えずSは、ぶらぶらとうろついてみたが何も起こらない。
もちろん幽霊などかげもかたちもなかった。
(やっぱり何も出ないじゃないか……)
ガッカリしながらも、少しホッとしていた。
しかし、その瞬間、
……コーン、コーン……
神社の奥の木の間から、妙な音が聞こえて来たのだ。
その音に興味をひかれたSは、どきどきしながら、木をかき分けて音の方へ歩いていった。
そして見てしまったのだ。
白装束を着て、藁人形を打ちつける女を……!藁人形には、五寸釘が深々と刺さっていた。
「うわっ!」
Sは思わず声を出してしまった。
その瞬間、カナヅチを打つ音が止まり、
女がSのほうを振り向いた!
それは、鬼のような恐ろしい顔だった。
女がこちらへ走り出すのと、Sがその場から逃げ出すのは、ほとんど同時だった。Sは無我夢中で走った。
……ザッ、ザッ、ザッ!
静かな境内に、女の足音が響き、Sとの距離が狭まっていった。
「匕匕匕匕匕匕匕匕イイ!」
笑っているのか、泣いているのか分からない女の声が、すぐ後ろまでせまっている。
(このままでは、つかまってしまう!)
そう思ったSの視界に、公衆トイレの明かりが見えた。
Sは、すぐさま一番奥の個室へ駆け込み、カギを閉めて息を殺した。
……ザッ、ザッ、ザッ……
すると足音はトイレの前を通りすぎていったのだ。
(助かった……のか)
だが油断は出来ない。女はまだ外に居るかもしれない。
しかし、足音が聞こえない安心感も有り、
Sは個室の中でつい、うとうとしてしまった……。
はっとして腕時計に目をやると、もう朝の4時をまわっていた。
「もう、大丈夫だろう」
そして、帰ろうとSは立ち上がり、何の気なしに天井のほうへ目をやった。
すると、そこには白装束の女の不気味な顔があったのだ‼
女は一晩中Sを見下ろしていたのだった……。

91 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:02:49.512 ID:yiWsLPg4a
漏れとか歴史を感じる

92 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:05:47.889 ID:EiUCmhFu0
どれとどれが繋がってるのかぜんぜんわからんがとりあえず「獣皇」シリーズが本物なのはわかった

93 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:08:09.004 ID:Tn0+nZ0QM
学生の頃、夜部屋で寝てたら急に目が覚めて金縛りになった
変な気配がしたので目だけ動かして窓の方を見たら 顔が沢山浮かんでこっち見てた
なんか霊とかってどんなものかよくわかってなかった私は、そのとき心の中で
「宝くじが当たりますように」
ってその顔達にお願いしてみたら
すべての顔がハァ!? って表情になって消えた

94 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:08:34.153 ID:UbmWE6dH0
岐阜県の下呂で聞いたはなし。

もう15年ぐらい前、ある市内の廃旅館で3人で肝試しをすることになった。
もう散々荒らさらて落書きだらけで、正直そんなに怖さはなかった。

3人も例に漏れず、来た証拠として適当な壁に缶スプレーで落書きをしてそれを写真で撮った。

後日その写真を現像してみると、全身に落書きされた女の霊が落書きした男を恨めしそうに睨んでいた。

95 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:09:46.542 ID:Xxqay8f30
>>93
わろた

96 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:10:46.093 ID:IVm2Orjh0
>>94
勃起した

97 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:11:23.902 ID:UbmWE6dH0
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
でもここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
最初はよ〜く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん〜…ん〜ん〜…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」

そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で

「んーーーーーーーーーーーーーーーー」

98 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:12:21.336 ID:8PeM10gH0
>>96
頭おかしいの俺だけじゃなくて安心

99 :近江ラ ◆OHMI077WI848 :2016/09/26(月) 06:12:46.983 ID:e52XRKrk0 ?2BP(1000)

>>97
怖すぎ。

100 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:13:04.518 ID:6AAyKj6hp
娘が連れて行かれそうになった話を聞いて欲しい

1: 名も無き被検体774号+ 2012/09/24(月) 19:27:03.21 ID:vHQ+gBM/0
文章下手なのは勘弁して欲しい。
オカスレか迷ったんだけど、こっちの方が馴染み深いからこっちで建てた

俺の田舎には土地神さまが居るらしい。
その土地神様が俺の娘を連れて行くかもしれないとの事。
正直、今もどうしていいのかわからない。
聞いた時は吹き出した。でも、親父の反応を見て血の気引いた…。

一応書き溜めてる。

101 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:16:01.850 ID:6AAyKj6hp
悪いが、詳しい情報は全て伏せる。
娘は小学校の低学年で、俺は普通のサラリーマン。嫁も、祖父祖母も元気で、普通の家庭だと思ってた。
上京した俺は、嫁とは大学で知り合い、そのまま就職と同時にゴールイン。
結婚二年目で、子供を授かった。

そこから幸せの日々。俺も割りといい企業に就職でき、
嫁も専業主婦として、家事と育児に力を入れてくれてた。
まぁ、ここら辺は割愛する。

娘が小学校に入学し、暫く経った頃。
入学祝いのついでに家族全員で、俺の実家に行く事が決まった。
有給込みで三日程滞在する予定。

俺の住んでた実家は、かなりド田舎で、何もない。
だけど、自然は素晴らしいと今でも思う。
娘も久しぶりにお爺ちゃん、婆ちゃんに会って楽しそうにしていた。
一日目には何もなかった。

だけど、二日目に問題が起きた。

102 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:17:22.853 ID:6AAyKj6hp
娘がいなくなった。

五時には帰ってくる様に言ってたんだけど、親父の飼い犬と散歩に行ったっきり、帰ってこなくなった。
あんまり遠くに行かない事を約束させて。娘を少しの間自由にさせてた俺が悪いんだけど…。
親父は、母親と嫁に近所に訪ねて、力を貸してくれる人を当たるようにお願いしてこいと言い
俺と親父は、トラックに乗り込んだ。

30分程経ち、数十人体制で捜索が始まった。
すると、予想外にも簡単に見つかった。
見つけたのは近所の人で、娘は森の入り口の小屋付近で寝てたらしい。
残念ながら、飼い犬は見つからなかった。
遅れて俺と親父が家に戻ると、嫁が娘を抱いていた。
俺自身、ブレ切れと心配でぐっちゃぐっちゃになってた。
娘を叱ろうと思ってたんだけど、寝てる姿を見て溜め息に変わった。
外傷も、衣服にも異常はなくて本当に安心した。

母親が手伝ってくれた方々にお酒と料理を出し、俺もお礼を一人一人回りながら、飲んでた。
暫く経って、娘が目を覚ました。
俺が軽く叱ると、半泣きになり、それを嫁がなだめてた。

103 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:17:47.373 ID:8PeM10gH0
>>97
Twitterから出てきたんかな

104 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:17:58.890 ID:IVm2Orjh0
>>101
ロリコン死ね

105 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:18:53.344 ID:6AAyKj6hp
ここからの会話は明確に覚えてる。

嫁「ちーちゃん(娘)、なんであんな所で寝てたの?」

娘「うーん…。わかんない」

嫁「ワンコは?」

娘「お猿さんが連れて行った。」

この瞬間、空気が止まった。
親父も母親も、俺たち家族以外の動きが完全に止まった。

嫁「お猿さん?」

娘「うん、お猿さんとワンコと遊んでた。」

父「どんな姿やった?? どんな鳴き声やった?? 触ったか??」

俺「おいおいおい!!」

掴みかかり、叫ぶように親父は娘に質問を浴びせていた。
娘は怯え、嫁の腕に飛び込んでいった。

父「アレがでよったかもしれん…。○○さんを呼べ…。」

親父がそういうと母親がどこかに電話をかけだした。

父「みんなはもうええ。ここからはうちの問題。有難うな。」

手伝ってくれた方々は「すまんな」「大丈夫だから」と言いながら、
ソサクサと帰って行った。
親父は猟銃を持ってくると、塩とお酒をそこら中に巻き始めた。

母「○○さん。三十分程で来てくれる!」

父「そうか…。△△(俺)、話がある。」

俺「…。」

親父が真剣な顔で話し出した。
この土地には土地神がいてるらしい。その土地神は様々な富を落とすと言われているが、いい神様ではなく、非常に残虐でもある。
動物にとり憑き、他の動物の臓物を喰い散らかすとの事…。
猿の姿で目撃される事が多いが、猪や人間も例外ではないと言っていた。

106 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:20:42.405 ID:6AAyKj6hp
父「何にせよ、至近距離で接触し、生きていてるケースは珍しい。接触した者が生きていれば、また向こうからまたやってくる事が多い。ここ最近は見かけなくなったのに…。」

こんな事を真剣に話し出して、俺も苦笑いしてた。
嫁もどうしていいかもわからず、困っていた…。
そして、○○さん(以後、Aさん)が到着する。

見た目は品のある年配の女性で、スーツを着ていた。
親父と俺が状況を詳しく説明をする。
母親は黙って何か準備していて、嫁は寝てる娘を抱いてた。

父「助かりますかね?」

A「助かるかもしれません…。おそらくアレなのは間違いない。でも、幸いな事に接触してない。この年頃だと好奇心が旺盛なんだけど、この子自体が勘がいいのかもしれない。」

俺「何をするんですか? 娘は大丈夫なんですか?」

A「あなた、信じてないのは仕方ないけど、今は騙されたと思って手伝って欲しい。悪い様にはしないから…。ね?」

正直、胡散臭いと思ってたし、この発言も信じられなかった。
親父がいつにもなく真剣で、それに煽られた感じだった。

Aさんが母親と一緒に準備を始め、途中に
「娘さんの髪の毛が欲しい。それも出来るだけ多く欲しい。」
と言ってきた…。
俺は断ったが、普段大人しい嫁が半な強引に娘の髪の毛を切った。
何故か娘は起きず、ずっと眠っていた。

107 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:22:42.829 ID:6AAyKj6hp
A「もしもの時の変わり身が必要。先に言うが、その人が必要になる時は、変わり身自体が何の効果も持たないかもしれないほど、危ない状況。勿論、両方死ぬと思うが、それでもいいなら変わり身を立てる。」

説明は続き、条件として
・血縁者である。
・娘と同じ性別である。
・歳が近い

が条件だった(別に守らなくてもいい。

もう、嫁しかいてないんだよね…。
だけど、俺は一度もそれを口に出せなかったんだよ。
家族全員で話し合ったけど、嫁は折れなかった。

まだ心から信じてなかったけど、もしもの事があったら俺は二人同時に大切な人を見殺しにしてしまう。それが怖かった。
でも。嫁に説得させられて、代役に決まった。

娘の髪の毛と嫁の髪の毛を袋に入れ、そこにAさんが取り出してた紙を入れて、お経のような物を唱え始めた。
それを嫁が持ち、Aさんは家の柱と言う柱に文字を書いたり、紙を貼ったりしてた。

そこから特に異変もなく、時間だけが過ぎた。
相変わらず娘は寝ていた。

だけど、深夜を回った辺りから異変がおき始めた。
外で何かの鳴き声が聞こえてきた。
文字にするのは難しいけど、「うぉもーす うもーす うぉもーす」みたいな唸り声に近い鳴き声。
それを聞いて、Aさんがバタバタし始めた。

108 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:23:58.808 ID:6AAyKj6hp
俺「親父…。」

父「本当に来よった…。」

真剣な顔で猟銃に弾をこめ始めるのを見て、俺も怖くなってきた。
Aさんはお経を唱え始め、嫁は娘を母親に預けた。

「うおもーす。うおもおおおおおす」

声が近づいてくると、嫁にも異変が起きはじめる。

嫁「ヴヴヴウヴヴヴウヴヴヴヴヴヴヴウヴヴヴウヴヴヴ」

嫁が突然唸りだし、ドンドンと窓や壁に当たる。
後からわかったんだけど、このドンドンと当たってたものは犬の死骸の一部で、まだ新しかった。
親父は何も言わなかったのだが、そう言う事だと思う。

109 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:24:54.104 ID:6AAyKj6hp
お経と唸り声、鳴き声?ですごい事になっていた。
俺も平静を装ってたけど、内心は死ぬほど怖かった。
呼吸も上手くいかず、鳴き声が近づいてくる事が本当に怖かった。

A「今から、誰も一言も話さないで下さい。それと、娘さんの口にタオルか何かで塞いで下さい。今は何をしても起きませんが、念のためにお願いします。」

事前に話すな。と言われてたんだけど、嫁は既に唸ってた。
もう嫁がどうなるのか心配で、泣きそうになってた。

「ヴぉーもーす ヴぉーもーーす ヴヴ」

鳴き声が家の前で止まると、一定だった鳴き声が乱れ始める。

110 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:25:48.489 ID:6AAyKj6hp
赤ん坊?みたいな声が玄関から聞こえてきた。
親父は無言で、猟銃を玄関に向ける。
Aさんはお経を唱え、嫁は唸ってる。

「あけてー あけてー あけてー もうず 」

これをそれはひたすら繰り返していた。
性格には あけてー↑ と楽しそうにしていたように感じる。
玄関から離れようとはせず、ノックもして来ない。
俺は何故かわからないけど、この状態でピザ注文したら…。とかわけわからんこと考えてた。

何時の間にか嫁が唸るのを辞め、ユラユラしてた。

111 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:26:12.236 ID:IVm2Orjh0
ここからの会話は明確に覚えてる。

嫁「ちーちゃん(娘)、なんであんな所で寝てたの?」

娘「うーん…。わかんない」

嫁「マンコは?」

娘「おじさんにが触られたた。」

この瞬間、空気が止まった。
親父も母親も、俺たち家族以外の動きが完全に止まった。

嫁「おじさん?」

娘「うん、おじさんとマンコで遊んでた。」

父「どんな姿やった?? どんなチンコやった?? 触ったか??」

俺「おいおいおい!!」

掴みかかり、叫ぶように親父は娘に質問を浴びせていた。
娘は怯え、嫁の腕に飛び込んでいった。

父「ロリコンがでよったかもしれん…。駐在さんを呼べ…。」

親父がそういうと母親がどこかに電話をかけだした。

父「みんなはもうええ。ここからはうちの問題。有難うな。」

手伝ってくれた方々は「すまんな」「大丈夫だから」と言いながら、
ソサクサと帰って行った。
親父は猟銃を持ってくると、塩とお酒をそこら中に巻き始めた。

母「駐在さん。三十分程で来てくれる!」

父「そうか…。△△(俺)、話がある。」

俺「…。」

親父が真剣な顔で話し出した。
この土地にはロリコンがいてるらしい。そのロリコンは様々な富を落とすと言われているが、いいロリコンではなく、非常に残虐でもある。
両親にとり憑き、家の財産を喰い散らかすとの事…。
アニオタの姿で目撃される事が多いが、無職やリーマンも例外ではないと言っていた。

112 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:27:44.103 ID:6AAyKj6hp
もう俺はパニックで、震えてた。
だけど、怖くて動けなくて、ただ玄関の方を見てた。

「あけてーーー あけてーーー 」

多分、それは十分ぐらい続いた。
次第に鳴き声聞こえなくなると、五分後ぐらいには静かになった。
嫁は何時の間にか、座ったまま寝てた。

A「どうやら行った様ですね…。」

俺「嫁と娘は大丈夫なんですか?」

A「えぇ、恐らくは…。でも、もうこの土地には帰ってこないように…。それと深い山にも今後は一切入らないように…。あれは諦めが悪いですから…。」

俺自身、この事に興味が湧きました。
とは言っても守る術や情報が欲しかったのです…。
結局、父親は詳しい事は言ってくれませんでした…。
ですから、直接、Aさんにアポもとらず自宅に乗り込みました

113 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:29:35.275 ID:6AAyKj6hp
Aさんは驚いたようでしたが、俺が家族が心配性だと粘ると
自宅に上げて下さいました…。
自宅は広く、清潔感に溢れていました。

俺「あれはなんなんですか?」

A「言い伝えや呼ばれ方は様々です。一貫してるのは、山に住み、動物を喰らう。と言う点です…。動物に取り憑き、山を徘徊します。取り憑かれた動物は次第に腐り、腐りきり前に別の器を探します。」

ここから、覚えてるだけ書く

あれは残虐で決していいものではないが、同時に恵や富をもたらすとも言われている。
あれが住む場所はそう言う因果があるのではないか。と言っていた。
人を攫う事もあり、憑依するか、喰うかはわからない。

Aさんの話では、生きたまま喰うらしいです…。

俺も独学で調べてみると、ヒサルキと言うものを見つけました。
姿は娘しかみてないのですが、非常に酷似しているようのに思えます。
因みに、娘と嫁に異常はなく、元気です。

嫁にあの時の事を聞いてみると、途中から記憶がないようで…。

以上です。有り難うございました。

114 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:32:31.426 ID:WTz+xMRO0
実際にあった怖い話
これはコピペじゃなく俺が今も体験している現象である

俺は30年生きてきて友達も出来なかった
勿論童貞だ
こんな不気味な人間がいまも地球のどこかで引きこもっている

ーーー信じようと信じまいとーーー

115 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:40:31.734 ID:sg0vqtJj0
主婦のTさんが買い物から帰り、台所で夕飯の準備をしているときだった。
二階からドンドンと物音がし、つづいて若い女の声が廊下の階段越しに聞こえてきた。

「きゃはははっ、なにそれマジウケるううう!」

娘の友達だろうか、と思った。しかし内気な性格の娘が連れてくるにしては、少し賑やかな子だなとも思った。
声はなおも二階から聞こえてくる。

「そういえばあれ観たあ?? めっちゃヤバくなかったあああ?」
「いやいやいや、だからマジだってえええ!」
「ほんとありえないんだけどおおおおお!!!」

いずれも同じ女の声だった。しかも喋りながら絶えず二階を歩き回っているようで、足音がドンドンと忙しなく天井に響く。
行儀の悪い子だなと、Tさんは眉をひそめた。真面目な娘とはどう考えても釣り合わない。きっと上の部屋で娘も愛想笑いで
対応しているんだろうと想像し、我が子が心配になった。
そこでふと、Tさんは奇妙なことに気がついた。

娘たちはいつ家に入ってきた?

さっき自分が買い物から帰宅したとき、玄関には誰の靴も置いていなかった。
てっきり台所で料理をしているときに帰ってきたのだろうとばかり考えていたが、玄関のドアが開いた音を、自分は耳にして
いないことを思い出したのだ。女の笑い声や足音は、間違いなく家の二階から聞こえる。
Tさんはどことなく薄ら寒くなってきたものの、さっきはちゃんと靴はあったが、見落としていただけかもしれないと考え直し、
もう一度玄関を確かめるべく台所を出ようとしたら、「ただいま」という声が廊下からあがった。家族の誰かが帰宅したのだ。

「あれお母さん、ぼうっと突っ立ってどうしたの」

娘だった。唖然とした表情の母親に、どう見ても学校帰りの彼女がきょとんとした顔で見つめ返している。

「あんた、今まで上にいたんじゃないの」
「え? 帰ってきたばかりだけど・・・」

Tさんが問いただしている最中にも、二階では女がずかずかと歩き回りながらひっきりなしに笑い続けている。

「きゃははははっ!、だからマジだってええ!」

とたんに、ただうるさいだけだと思っていた声の主が、とても不気味な存在に感じた。

「二階で騒いでる子、あんたの知り合いじゃないの?」

Tさんが上を指差した瞬間だった。

「ちがうよおおおおおおおお」

すぐ真上の天井から、野太く不気味な声がした。Tさんが短く悲鳴を上げると、あれほど騒がしかった二階がぴたりと静かになった。
そして。

ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ!

猛烈な勢いで階段を駆け降りる足音が響き渡った。家全体を揺らすほどの轟音だった。こちらに来ると悟ったTさんがきゅっと身を強張らせたが、
足音はリビングではなくそのまま玄関へと向かい、外へと飛び出していった。

あれはなんだったんだ・・・

116 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:43:17.610 ID:IVm2Orjh0
>>115
最後だけ主婦が喋ってワロタwwww

117 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:47:13.867 ID:8PeM10gH0
>>116
体験談語りと聞いた話語り間違えたんやろな

118 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:47:32.462 ID:wOnXVAP+0
全部嘘乙

119 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:48:32.853 ID:8PeM10gH0
>>118
友達少なそう

120 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:51:29.992 ID:sg0vqtJj0
あれは今から10年程前のことでした。

私は1人暮らしをしてましたが、会社からの強制で当時でも珍しく固定電話を部屋に設置してました。

当時も携帯電話全盛の時代、所帯持ちでもないのに、なんで固定電話なんか...と思ってました。
当然、用がある人は携帯に電話してきます。
固定電話に電話が来ることは皆無でした。

そんなある日、固定電話に留守録が残ってました。再生して聞いてみると、小さな女の子の声で
「もしもしまいちゃん・・・あのね・・」
と何とも可愛らしい間違い電話がかかって来てました。よっぽど、幼いのか節々が聞き取れません。
その時、その録音を聞いて何となく心が和む気がしました。

それから数日し、また留守録にあの子の声が残ってました。その後は3日に1回のペースで間違いの留守録が残っており、
早くこの子に間違えてかけてきてる事を教えてあげなくちゃ、と思いました。

そんなある日、私が在宅中に家電に電話が掛かってきました。きっとあの子だ、直感でそう思い電話に出てみると、やっぱりその子でした
「もしもし、まいちゃん」と言ってきたので、すかさず
「あのね、ここはまいちゃんの家ではないよ、番号間違えてるよ」と返すと
何も言わずに向こうは電話を切りました。

それから、一月程は電話は掛かってきませんでしたが。またある日を境に頻繁に電話が掛かってきました、その子から。
今度は、会話というよりも何かの呪文を唱えている様な言葉にならない事をもぞもぞと永遠と唱えてました。

段々気味が悪くなって、その事を会社の同僚に相談してみました。
「気にするな」と言われましたが、何度も掛かって来る電話に、正直嫌気がさしてました。
そんな中、転勤が決まって他県に引っ越しする事になりました。
他県に引っ越しすると言う事は、電話番号も変わるので、もうあの電話は掛かって来ないと思いました。

引っ越し先で電話を箱から出して電源を差し込んだ時、留守録が本体に残っていたので、その場で全て消しました。もう変な電話に悩まされる事も無い、と思ったまさにその時です。電話が掛かってきました。恐る恐る電話に出てみると、あの子の声でした。
「もしもし、まいちゃん、何処に行ったの?」
私は怖くなって直ぐに電話を切りました。
そして気付いたんです。
その時に、電話線がまだ繋がってなかった事を。

121 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:53:32.693 ID:HtBNVCJkp
>>120
落ちが古臭いな

122 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:54:27.797 ID:I23cmmMp0
朝から怖いよぉ

123 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:54:56.060 ID:p8q4VoID0
俺はこの件をきっかけにロッククライミングが嫌いになった

124 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 06:57:35.791 ID:UbmWE6dH0
知らない番号から電話が来て
おばさんの声で「鈴木さん(仮名)?」って聞かれた。
でも自分は田中(仮名)。
いいえ違いますって答えたら「じゃあ誰?」って言われて
びっくりしたし少しイラッときたから
誰って言いませんよ、しかもいきなり失礼じゃないですか
って言ったら電話切れた。
 
なんだろうと思ってたら
数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話
出てみたらまた同じおばさんが「鈴木さん?」って聞いてくるから
「違いますよ」って言って切ってその番号拒否した。
 
そして一週間くらい経ってから今度は別の知らない番号から電話。
最近変なの多いなと思いながらとりあえず無言で出たらあいつ。
「鈴木さん?鈴木さんでしょ?」って謎に嬉しそうに言ってきた。
もう気持ち悪いし無言で切る。
そしたら今度はすぐにかかってきた。
驚いたけどいい加減腹が立ったので
注意しようと思って出た。
「あっ鈴木さん?鈴木さんだね?」
また謎に嬉しそうな声。
「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ。」
って怒りながら言ったら
そのおばさんが男みたいな低い声で
「うん、だって田中だもんね」
って言ってきて電話切れた。
すごく怖くてその後しばらく電話来るたびにビクッてした。

125 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 07:03:11.226 ID:8PeM10gH0
>>124
いやいやいやいや
警察駆け込むわ

126 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 07:10:34.712 ID:sg0vqtJj0
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。
農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。
じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。
でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行っていないことになる。
決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけど、その訳はこんなことだ。

春休みに入ったばかりのこと、いい天気に誘われてじいちゃんの家にバイクで行った。
まだ寒かったけど、広縁はぽかぽかと気持ちよく、そこでしばらく寛いでいた。そうしたら、

「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」

と変な音が聞こえてきた。機械的な音じゃなくて、人が発してるような感じがした。
それも濁音とも半濁音とも、どちらにも取れるような感じだった。
何だろうと思っていると、庭の生垣の上に帽子があるのを見つけた。
生垣の上に置いてあったわけじゃない。帽子はそのまま横に移動し、垣根の切れ目まで来ると、一人女性が見えた。まあ、帽子はその女性が被っていたわけだ。
女性は白っぽいワンピースを着ていた。

でも生垣の高さは二メートルくらいある。その生垣から頭を出せるってどれだけ背の高い女なんだ…
驚いていると、女はまた移動して視界から消えた。帽子も消えていた。
また、いつのまにか「ぽぽぽ」という音も無くなっていた。

そのときは、もともと背が高い女が超厚底のブーツを履いていたか、踵の高い靴を履いた背の高い男が女装したかくらいにしか思わなかった。

その後、居間でお茶を飲みながら、じいちゃんとばあちゃんにさっきのことを話した。
「さっき、大きな女を見たよ。男が女装してたのかなあ」
と言っても「へぇ?」くらいしか言わなかったけど、
「垣根より背が高かった。帽子を被っていて『ぽぽぽ』とか変な声出してたし」
と言ったとたん、二人の動きが止ったんだよね。いや、本当にぴたりと止った。

その後、「いつ見た」「どこで見た」「垣根よりどのくらい高かった」
と、じいちゃんが怒ったような顔で質問を浴びせてきた。
じいちゃんの気迫に押されながらもそれに答えると、急に黙り込んで廊下にある電話まで行き、どこかに電話をかけだした。引き戸が閉じられていたため、何を話しているのかは良く分からなかった。
ばあちゃんは心なしか震えているように見えた。

じいちゃんは電話を終えたのか、戻ってくると、
「今日は泊まっていけ。いや、今日は帰すわけには行かなくなった」と言った。
??何かとんでもなく悪いことをしてしまったんだろうか。
と必死に考えたが、何も思い当たらない。あの女だって、自分から見に行ったわけじゃなく、あちらから現れたわけだし。

そして、「ばあさん、後頼む。俺はKさんを迎えに行って来る」と言い残し、軽トラックでどこかに出かけて行った。

ばあちゃんに恐る恐る尋ねてみると、
「八尺様に魅入られてしまったようだよ。じいちゃんが何とかしてくれる。何にも心配しなくていいから」
と震えた声で言った。
それからばあちゃんは、じいちゃんが戻って来るまでぽつりぽつりと話してくれた。

127 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 07:12:37.254 ID:sg0vqtJj0
この辺りには「八尺様」という厄介なものがいる。
八尺様は大きな女の姿をしている。名前の通り八尺ほどの背丈があり、「ぼぼぼぼ」と男のような声で変な笑い方をする。
人によって、喪服を着た若い女だったり、留袖の老婆だったり、野良着姿の年増だったりと見え方が違うが、女性で異常に背が高いことと頭に何か載せていること、それに気味悪い笑い声は共通している。
昔、旅人に憑いて来たという噂もあるが、定かではない。
この地区(今は○市の一部であるが、昔は×村、今で言う「大字」にあたる区分)に地蔵によって封印されていて、よそへは行くことが無い。
八尺様に魅入られると、数日のうちに取り殺されてしまう。
最後に八尺様の被害が出たのは十五年ほど前。

これは後から聞いたことではあるが、地蔵によって封印されているというのは、八尺様がよそへ移動できる道というのは理由は分からないが限られていて、その道の村境に地蔵を祀ったそうだ。八尺様の移動を防ぐためだが、それは東西南北の境界に全部で四ヶ所あるらしい。
もっとも、何でそんなものを留めておくことになったかというと、周辺の村と何らかの協定があったらしい。例えば水利権を優先するとか。
八尺様の被害は数年から十数年に一度くらいなので、昔の人はそこそこ有利な協定を結べれば良しと思ったのだろうか。

そんなことを聞いても、全然リアルに思えなかった。当然だよね。
そのうち、じいちゃんが一人の老婆を連れて戻ってきた。

「えらいことになったのう。今はこれを持ってなさい」
Kさんという老婆はそう言って、お札をくれた。
それから、じいちゃんと一緒に二階へ上がり、何やらやっていた

ばあちゃんはそのまま一緒にいて、トイレに行くときも付いてきて、トイレのドアを完全に閉めさせてくれなかった。
ここにきてはじめて、「なんだかヤバイんじゃ…」と思うようになってきた。

しばらくして二階に上がらされ、一室に入れられた。
そこは窓が全部新聞紙で目張りされ、その上にお札が貼られており、四隅には盛塩が置かれていた。
また、木でできた箱状のものがあり(祭壇などと呼べるものではない)、その上に小さな仏像が乗っていた。
あと、どこから持ってきたのか「おまる」が二つも用意されていた。これで用を済ませろってことか・・・

「もうすぐ日が暮れる。いいか、明日の朝までここから出てはいかん。俺もばあさんもな、お前を呼ぶこともなければ、お前に話しかけることもない。そうだな、明日朝の七時になるまでは絶対ここから出るな。七時になったらお前から出ろ。家には連絡しておく」

と、じいちゃんが真顔で言うものだから、黙って頷く以外なかった。
「今言われたことは良く守りなさい。お札も肌身離さずな。何かおきたら仏様の前でお願いしなさい」
とKさんにも言われた。

テレビは見てもいいと言われていたので点けたが、見ていても上の空で気も紛れない。
部屋に閉じ込められるときにばあちゃんがくれたおにぎりやお菓子も食べる気が全くおこらず、放置したまま布団に包まってひたすらガクブルしていた。

そんな状態でもいつのまにか眠っていたようで、目が覚めたときには、何だか忘れたが深夜番組が映っていて、自分の時計を見たら、午前一時すぎだった。
(この頃は携帯を持ってなかった)

なんか嫌な時間に起きたなあなんて思っていると、窓ガラスをコツコツと叩く音が聞こえた。小石なんかをぶつけているんじゃなくて、手で軽く叩くような音だったと思う。
風のせいでそんな音がでているのか、誰かが本当に叩いているのかは判断がつかなかったが、必死に風のせいだ、と思い込もうとした。
落ち着こうとお茶を一口飲んだが、やっぱり怖くて、テレビの音を大きくして無理やりテレビを見ていた。

そんなとき、じいちゃんの声が聞こえた。
「おーい、大丈夫か。怖けりゃ無理せんでいいぞ」
思わずドアに近づいたが、じいちゃんの言葉をすぐに思い出した。
また声がする。
「どうした、こっちに来てもええぞ」

128 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 07:16:03.365 ID:sg0vqtJj0
じいちゃんの声に限りなく似ているけど、あれはじいちゃんの声じゃない。
どうしてか分からんけど、そんな気がして、そしてそう思ったと同時に全身に鳥肌が立った。
ふと、隅の盛り塩を見ると、それは上のほうが黒く変色していた。

一目散に仏像の前に座ると、お札を握り締め「助けてください」と必死にお祈りをはじめた。

そのとき、

「ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…」

あの声が聞こえ、窓ガラスがトントン、トントンと鳴り出した。
そこまで背が高くないことは分かっていたが、アレが下から手を伸ばして窓ガラスを叩いている光景が浮かんで仕方が無かった。
もうできることは、仏像に祈ることだけだった。

とてつもなく長い一夜に感じたが、それでも朝は来るもので、つけっぱなしのテレビがいつの間にか朝のニュースをやっていた。画面隅に表示される時間は確か七時十三分となっていた。
ガラスを叩く音も、あの声も気づかないうちに止んでいた。
どうやら眠ってしまったか気を失ってしまったかしたらしい。
盛り塩はさらに黒く変色していた。

念のため、自分の時計を見たところはぼ同じ時刻だったので、恐る恐るドアを開けると、そこには心配そうな顔をしたばあちゃんとKさんがいた。
ばあちゃんが、よかった、よかったと涙を流してくれた。

下に降りると、親父も来ていた。
じいちゃんが外から顔を出して「早く車に乗れ」と促し、庭に出てみると、どこから持ってきたのか、ワンボックスのバンが一台あった。そして、庭に何人かの男たちがいた。

ワンボックスは九人乗りで、中列の真ん中に座らされ、助手席にKさんが座り、庭にいた男たちもすべて乗り込んだ。全部で九人が乗り込んでおり、八方すべてを囲まれた形になった。

「大変なことになったな。気になるかもしれないが、これからは目を閉じて下を向いていろ。俺たちには何も見えんが、お前には見えてしまうだろうからな。
いいと言うまで我慢して目を開けるなよ」
右隣に座った五十歳くらいのオジさんがそう言った。

そして、じいちゃんの運転する軽トラが先頭、次が自分が乗っているバン、後に親父が運転する乗用車という車列で
走り出した。車列はかなりゆっくりとしたスピードで進んだ。おそらく二十キロも出ていなかったんじゃあるまいか。

間もなくKさんが、「ここがふんばりどころだ」と呟くと、何やら念仏のようなものを唱え始めた。

「ぽっぽぽ、ぽ、ぽっ、ぽぽぽ…」

またあの声が聞こえてきた。
Kさんからもらったお札を握り締め、言われたとおりに目を閉じ、下を向いていたが、なぜか薄目をあけて外を少しだけ見てしまった。

目に入ったのは白っぽいワンピース。それが車に合わせ移動していた。
あの大股で付いてきているのか。
頭はウインドウの外にあって見えない。しかし、車内を覗き込もうとしたのか、頭を下げる仕草を始めた。
無意識に「ヒッ」と声を出す。
「見るな」と隣が声を荒げる。
慌てて目をぎゅっとつぶり、さらに強くお札を握り締めた。

コツ、コツ、コツ
ガラスを叩く音が始まる。
周りに乗っている人も短く「エッ」とか「ンン」とか声を出す。
アレは見えなくても、声は聞こえなくても、音は聞こえてしまうようだ。
Kさんの念仏に力が入る。

129 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 07:17:31.883 ID:sg0vqtJj0
やがて、声と音が途切れたと思ったとき、Kさんが「うまく抜けた」と声をあげた。
それまで黙っていた周りを囲む男たちも「よかったなあ」と安堵の声を出した。

やがて車は道の広い所で止り、親父の車に移された。
親父とじいちゃんが他の男たちに頭を下げているとき、Kさんが「お札を見せてみろ」と近寄ってきた。
無意識にまだ握り締めていたお札を見ると、全体が黒っぽくなっていた。
Kさんは「もう大丈夫だと思うがな、念のためしばらくの間はこれを持っていなさい」と新しいお札をくれた。

その後は親父と二人で自宅へ戻った。
バイクは後日じいちゃんと近所の人が届けてくれた。
親父も八尺様のことは知っていたようで、子供の頃、友達のひとりが魅入られて命を落としたということを話してくれた。
魅入られたため、他の土地に移った人も知っているという。

バンに乗った男たちは、すべてじいちゃんの一族に関係がある人で、つまりは極々薄いながらも自分と血縁関係にある人たちだそうだ。
前を走ったじいちゃん、後ろを走った親父も当然血のつながりはあるわけで、少しでも八尺様の目をごまかそうと、あのようなことをしたという。
親父の兄弟(伯父)は一晩でこちらに来られなかったため、血縁は薄くてもすぐに集まる人に来てもらったようだ。

それでも流石に七人もの男が今の今、というわけにはいかなく、また夜より昼のほうが安全と思われたため、一晩部屋に閉じ込められたのである。
道中、最悪ならじいちゃんか親父が身代わりになる覚悟だったとか。

そして、先に書いたようなことを説明され、もうあそこには行かないようにと念を押された。

家に戻ってから、じいちゃんと電話で話したとき、あの夜に声をかけたかと聞いたが、そんなことはしていないと断言された。
??やっぱりあれは…
と思ったら、改めて背筋が寒くなった。

八尺様の被害には成人前の若い人間、それも子供が遭うことが多いということだ。まだ子供や若年の人間が極度の不安な状態にあるとき、
身内の声であのようなことを言われれば、つい心を許してしまうのだろう。

それから十年経って、あのことも忘れがちになったとき、洒落にならない後日談ができてしまった。

「八尺様を封じている地蔵様が誰かに壊されてしまった。それもお前の家に通じる道のものがな」

と、ばあちゃんから電話があった。
(じいちゃんは二年前に亡くなっていて、当然ながら葬式にも行かせてもらえなかった。じいちゃんも起き上がれなくなってからは絶対来させるなと言っていたという)

今となっては迷信だろうと自分に言い聞かせつつも、かなり心配な自分がいる。
「ぽぽぽ…」という、あの声が聞こえてきたらと思うと…

130 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 07:46:06.453 ID:m1M9IbTp0
やだこのスレ……怖い……

131 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 08:00:55.767 ID:78vxjb/E0
でも面白い

132 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 08:33:40.852 ID:eXs8zfNMr
やっぱり洒落こわ

133 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:11:29.060 ID:WTz+xMRO0
>>129
懐かしいなこのVIP発祥の創作話w

134 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:28:23.148 ID:sg0vqtJj0
最後に長いのを貼るが、もし異変を感じたら読むのをやめてくれ。
sageで進行していくが、俺が途中で貼らなくなったなら
察してくれ

135 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:36:04.838 ID:sg0vqtJj0
まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。
そしてあろうことか、たいした話ではない。
死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。




忠告はしたので、はじめる。


これは俺が大学3年の時の話。


夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立てたんだ。

計画段階で、仲間の一人がどうせなら海でバイトしないかって言い出して、
俺も夏休みの予定なんて特になかったから二つ返事でOKを出した。
そのうち2人は、なにやらゼミの合宿があるらしいとかで、バイトはNGってことに。

結局、5人のうち3人が海でバイトすることにして、残り2人は旅行として俺達の働く
旅館に泊まりに来ればいいべって話になった。

それで、まずは肝心の働き場所を見つけるべく、3人で手分けして色々探してまわることにした。

ネットで探してたんだが、結構募集してるもんで、友達同士歓迎っていう文字も多かった。
俺達はそこから、ひとつの旅館を選択した。

もちろんナンパの名所といわれる海の近く。そこはぬかりない。

電話でバイトの申し込みをした訳だが、それはもうトントン拍子に話は進み、
途中で友達と2日間くらい合流したいという申し出も、
「その分いっぱい働いてもらうわよ」
という女将さんの一言で難なく決まった


計画も大筋決まり、テンションの上がった俺達は、そのまま何故か健康ランドへ直行し、
その後友達の住むアパートに集まって、風呂上りのツルピカンの顔で、ナンパ成功時の行動などを綿密に打ち合わせた。


そして仲間うち3人(俺含む)が旅館へと旅立つ日がやってきた。
初めてのリゾートバイトな訳で、緊張と期待で結構わくわくしてる僕的な俺がいた。

旅館に到着すると、2階建ての結構広めの民宿だった。
一言で言うなら、田舎のばーちゃんち。
○○旅館とは書いてあるけど、まあ民宿だった。○○荘のほうがしっくりくるかんじ。

入り口から声をかけると、中から若い女の子が笑顔で出迎えてくれた。
ここでグッとテンションが上がる俺。

旅館の中は、客室が4部屋、みんなで食事する広間が1つ、従業員住み込み用の部屋が2つで計7つの部屋が
あると説明され、俺達ははじめ広間に通された。

136 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:38:00.077 ID:sg0vqtJj0
しばらく待っていると、若い女の子が麦茶を持ってきてくれた。
名前は「美咲ちゃん」といって、この近くで育った女の子だった。

それと一緒に入ってきたのが女将さんの「真樹子さん」。
恰幅が良くて笑い声の大きな、すげーいい人。もう少し若かったら俺惚れてた。

あと旦那さんもいて、計6人でこの民宿を切り盛りしていくことになった。

ある程度自己紹介とかが済んで、女将さんが言った。
「客室はそこの右の廊下を突き当たって左右にあるからね。
そんであんたたちの寝泊りする部屋は、左の廊下の突き当たり。
あとは荷物置いてから説明するから、ひとまずゆっくりしてきな。」

ふと友達が疑問に思ったことを聞いた。(友達をA・Bってことにしとく)
A「2階じゃないんですか?客室って。」

すると女将さんは、笑顔で答えた。
「違うよ。2階は今使ってないんだよ」

俺達は、今はまだシーズンじゃないからかな?って思って特に気に留めてなかった。
そのうち開放するんだろ、くらいに思って。

部屋について荷物を下ろして、部屋から見える景色とか見てると、
本当に気が安らいだ。これからバイトで大変かもしれないけど、
こんないい場所でひと夏過ごせるのなら全然いいと思った。
ひと夏のあばんちゅーるも期待してたしね。

そうして俺達のバイト生活が始まった。

大変なことも大量にあったが、みんな良い人だから全然苦にならなかった。
やっぱ職場は人間関係ですな。

1週間が過ぎたころ、友達の一人がこう言った。
A「なあ、俺達良いバイト先見つけたよな。」

B「ああ、しかもたんまり金はいるしな」

友達二人が話す中俺も、
俺「そーだな。でももーすぐシーズンだろ?忙しくなるな。」

A「そういえば、シーズンになったら2階は開放すんのか?」

B「しねーだろ。2階って女将さんたち住んでるんじゃないのか?」

俺とAは
A俺「え、そうなの?」と声を揃える。

B「いやわかんねーけど。でも最近女将さん、よく2階に飯持ってってないか?」
と友達が言った。


A「知らん」
俺「知らん」

Bは夕時、玄関前の掃き掃除を担当しているため、2階に上がる女将さんの姿を
よく見かけるのだという。
女将さんはお盆に飯を乗っけて、そそくさと2階へ続く階段に消えていくらしい。

137 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:39:43.729 ID:sg0vqtJj0
その話を聞いた俺達は、
「へ〜」
「ふ〜ん」
みたいな感じで、別になんの違和感も抱いていなかった。


それから何日かしたある日、いつもどおり廊下の掃除をしていた俺なんだが、
見ちゃったんだ。客室からこっそり出てくる女将さんを。
女将さんは基本、部屋の掃除とかしないんだ。そうゆうのするのは全部美咲ちゃん。
だから余計に怪しかったのかもしれないけど。

はじめは目を疑ったんだが、やっぱり女将さんで、その日一日もんもんしたものを
抱えていた俺は、結局黙っていられなくて友達に話したんだ。

すると、Aが言ったんだよ、
A「それ、俺も見たことあるわ」

俺「おい、マジか。なんで言わなかったんだよ」

B「それ、俺ないわ」

俺「じゃー黙れ」

A「だってなんか用あるんだと思ってたし、それに、疑ってギクシャクすんの嫌じゃん」

俺「確かに」

俺達はそのとき、残り1ヶ月近くバイト期間があった訳で。
3人で、見てみぬふりをするか否かで話し合ったんだ。

そしたらBが
「じゃあ、女将さんの後ろつけりゃいいじゃん」
ていう提案をした。

A「つけるってなんだよ。この狭い旅館でつけるって現実的に考えてバレるだろ」

B「まーね」

俺「なんで言ったんだよ」

AB俺「・・・」

3人で考えても埒があかなかった。
来週には残りの2人がここに来ることになってるし、何事もなく過ごせば
楽しく過ごせるんじゃないかって思った。
だけど俺ら男だし。3人組みだし?ちょっと冒険心が働いて、「なにか不審なものを見たら報告する」ってことで
その晩は大人しく寝たわけ。

そしたら次の日の晩、Bがひとつ同じ部屋の中にいる俺達をわざとらしく招集。
お前が来いや!!と思ったが渋々Bのもとに集まる。


B「おれさ、女将さんがよく2階に上がるっていったじゃん?あれ、最後まで見届けたんだよ。
いつも女将さんが階段に入っていくところまでしか見てなかったんだけど、昨日はそのあと出てくるまで
待ってたんだよ」

B「そしたらさ、5分くらいで降りてきたんだ。」

A「そんで?」

138 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:41:18.638 ID:sg0vqtJj0
B「女将さんていつも俺らと飯くってるよな?それなのに盆に飯のっけて2階に上がるってことは、
誰かが上に住んでるってことだろ?」

俺「まあ、そうなるよな・・・」

B「でも俺らは、そんな人見たこともないし、話すら聞いてない」

A「確かに怪しいけど、病人かなんかっていう線もあるよな」

B「そそ。俺もそれは思った。でも5分で飯完食するって、結構元気だよな?」

A「そこで決めるのはどうかと思うけどな」

B「でも怪しくないか?お前ら怪しいことは報告しろっていったじゃん?
だから報告した」

語尾がちょっと得意げになっていたので俺とAはイラっとしたが、そこは置いておいて、
確かに少し不気味だなって思った。


「2階にはなにがあるんだろう?」

みんなそんな想いでいっぱいだったんだ。

次の日、いつもの仕事を早めに済ませ、俺とAはBのいる玄関先へ集合した。
そして女将さんが出てくるのを待った。

しばらくすると女将さんは盆に飯を載せて出てきて、2階に上がる階段のドアを開くと、
奥のほうに消えていった。ここで説明しておくと、2階へ続く階段は、玄関を出て外にある。
1階の室内から2階へ行く階段は俺達の見たところでは確認できなかった。

玄関を出て壁伝いに進み角を曲がると、そこの壁にドアがある。
そこを開けると階段がある。わかりずらかったらごめん。

とりあえずそこに消えてった女将さんは、Bの言ったとおり5分ほど経つと戻ってきて、
お盆の上の飯は空だった。そして俺達に気づかないまま、1階に入っていった。

B「な?早いだろ?」

俺「ああ、確かに早いな」

A「なにがあるんだ?上」

B「知らない。見に行く?」

A「ぶっちゃけ俺、今ちょーびびってるけど?」

B「俺もですけど?」

俺「とりあえず行ってみるべ」

そう言って3人で2階に続く階段のドアの前に行ったんだ。

A「鍵とか閉まってないの?」
というAの心配をよそに、俺がドアノブを回すと、すんなり開いた。

「カチャ」

ドアが数センチ開き、左端にいたBの位置からならかろうじて中が見えるようになったとき、
B「うっ」

139 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:42:55.491 ID:sg0vqtJj0
Bが顔を歪めて手で鼻をつまんだ。

A「どした?」

B「なんか臭くない?」

俺とAにはなにもわからなかったんだが、Bは激しく匂いに反応していた。

A「おまえ、ふざけてるのか?」

Aはびびってるから、Bのその動作に腹が立ったらしく、でもBはすごい真剣に

B「いやマジで。匂わないの?ドアもっと開ければわかるよ」と言った。

俺は、意を決してドアを一気に開けた。
モアっと暖かい空気が中から溢れ、それと同時に埃が舞った。

俺「この埃の匂い?」

B「あれ?匂わなくなった」

A「こんな時にふざけんなよ。俺、なにかあったら絶対お前置いてくからな。今心に決めたわ」
とびびるAは悪態をつく。

B「いやごめんって。でも本当に匂ったんだよ。なんていうか・・生ゴミの匂いっぽくてさ」

A「もういいって。気のせいだろ」
そんな二人を横目に俺はあることに気づいた。


廊下が、すごい狭い。

人が一人通れるくらいだった。

そして電気らしきものが見当たらない。外の光でかろうじて階段の突き当たりが見える。
突き当たりには、もうひとつドアがあった。

俺「これ、上るとなるとひとりだな」

A「いやいやいや、上らないでしょ」

B「上らないの?」

A「上りたいならお前行けよ。俺は行かない」

B「おれも、むりだな」
AがBをどつく。

俺「結局行かねーのかよ。んじゃー、俺いってみる」

AB「本気?」

俺「俺こういうの、気になったら寝れないタイプ。寝れなくて真夜中一人で来ちゃうタイプ。
それ完全に死亡フラグだろ?だから、今行っとく。」

訳のわからない理由だったが、俺の好奇心を考慮すれば、今AとBがいるこのタイミングで
確認するほうがいいと思ったんだ。

140 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:43:29.213 ID:t2/MpbA70
リゾートバイトなつかしい

141 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:44:34.662 ID:sg0vqtJj0
でも、その好奇心に引けを取らずして恐怖心はあったわけで。

とりあえず俺一人行くことになったが、なにか非常事態が起きた場合は絶対に(俺を置いて)逃げたりせず、
真っ先に教えてくれっていう話になったんだ。

ただし、何事もないときは、急に大声を出したりするなと。
もしそうしてしまったときは、命の保障はできないとも伝えた。俺のね。


そんでソロソロと階段を上りだす俺。

階段の中は、外からの光が差し込み、薄暗い感じだった。
慎重に一段ずつ階段を上り始めたが、途中から、
「パキっ・・・パキっ」
と音がするようになった。

何事かと思い、怖くなって後ろを振り返り、二人を確認する。

二人は音に気づいていないのか、
じっとこちらを見て親指を立てる。
「異常なし」の意味を込めて。

俺は微かに頷き、再度2階に向き直る。
古い家によくある、床の鳴る現象だと思い込んだ。

下の入り口からの光があまり届かないところまで上ると、好奇心と恐怖心の均衡が怪しくなってきて、
今にも逃げ帰りたい気分になった。
暗闇で目を凝らすと、突き当たりのドアの前に何かが立っている・・かもしれないとか、
そういう「かもしれない思考」が本領を発揮しだした。

「パキパキパキっ・・」

この音も段々激しくなり、どうも自分が何かを踏んでいる感触があった。
虫か?と思った。背筋がゾクゾクした。
でも何かが動いている様子はなく、暗くて確認もできなかった。

何度振り返ったかわからないが、途中から下の二人の姿が逆光のせいか
薄暗い影に見えるようになった。ただ親指はしっかり立てていてくれた。

そしてとうとう突き当たりに差し掛かったとき、強烈な異臭が俺の鼻を突いた。
俺はBとまったく同じ反応をした。
俺「うっ」

異様に臭い。生ゴミと下水の匂いが入り混じったような感じだった。
(なんだ?なんだなんだなんだ?)
そう思って当たりを見回す。

その時、俺の目に飛び込んできたのは、突き当たり踊り場の角に
大量に積み重ねられた飯だった。
まさにそれが異臭の元となっていて、何故気づかなかったのかってくらいに
蝿が飛びかっていた。
そして俺は、半狂乱の中、もうひとつあることを発見してしまう。

142 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:46:13.968 ID:sg0vqtJj0
2階の突き当たりのドアの淵には、ベニヤ板みたいなのが無数の釘で打ち付けられていて、
その上から大量のお札が貼られていたんだ。
さらに、打ち付けた釘に、なんか細長いロープが巻きつけられてて、くもの巣みたいになってた。

俺、正直お札を見たのは初めてだった。
だからあれがお札だったと言い切れる自信もないんだが、大量のステッカーでもないだろうと思うんだ。

明らかに、なにか閉じ込めてますっていう雰囲気全開だった。

俺はそこで初めて、自分のしたことは間違いだったんだと思った。

「帰ろう」
そう思って踵を返して行こうとしたとき、突然背後から

「ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ」
という音がしたんだ。

ドアの向こう側で、なにか引っかいているような音だった。

そしてその後に、
「ひゅー・・ひゅっひゅー」
不規則な呼吸音が聞こえてきた。

このときは本当に心臓が止まるかとおもった。

(そこに誰かいるの?誰?誰なの?)←俺の心の中

あの時の俺は、ホラー映画の脇役の演技を遥かに逸脱していたんじゃないかと思う。


そのまま後ろを見ずに行けばいいんだけど、あれって実際できないぞ。
そのまま行く勇気もなければ、振り返る勇気もないんだ。
そこに立ちすくむしかできかった。

眼球だけがキョロキョロ動いて、冷や汗で背中はビッショリだった。

その間も
「ガリガリガリガリガリガリ」
「ひゅー・・ひゅっひゅー」
って音は続き、緊張で硬くなった俺の脚をどうにか動かそうと必死になった。

すると背後から聞こえていた音が一瞬やんで、シンっとなったんだ。
ほんとに一瞬だった。瞬きする間もなかったくらい。

すぐに、「バンっ!」って聞こえて
「ガリガリガリガリガリガリ」って始まった。

信じられなかったんだけど、それはおれの頭の真上、天井裏聞こえてきたんだ。
さっきまでドアの向こう側で鳴っていたはずなのに、ソレが一瞬で頭上に移動したんだ。

足がブルブル震えだして、もうどうにもできないと思った。

心の中で、助けてって何度も叫んだ。

143 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:46:54.097 ID:lrphX8O0a
近鉄電車のお話です。
私は奈良の富雄という所に住んでいて、大阪から帰るときは近鉄電車を利用します。
大学生の頃、神戸の方まで通っていました。

夜、21:30くらいに、近鉄の大阪側の始発駅である難波から電車に乗りました。
富雄駅の手前から生駒、東生駒、富雄と電車は止まります。
生駒を過ぎ、東生駒から女の子を連れた女の人が乗ってきました。

女の人は緑色の三角布を首の下で結んでいて、
何重にもスカートをはいていて、床まである長さのものを着ていました。
何だか昔風の、最近の人じゃないみたいな感じでした。

女の子は首の上まで刈り上げたオカッパで、
頭のてっぺんで噴水みたいに髪を赤いリボンで結んでいました。
服装は覚えていませんが、女の子も昔風の感じがしました。

そのときの車両は、ちょうどすべての座席に人が座っていて、
不思議なことにみんな女の人でした。
私は、車両のなかの一番はしっこに座っていました。
その席は三人がけで、席の端に私が座り、
真ん中を空けて別の端に若い女の人が座っていました。
その車両で空いている席はそこしかありませんでした。

東生駒から乗ってきた女の子を連れた女の人は、
女の子を私のとなりに座らせて、別の席のほうにいき、
その前で吊革を持って立っていました。
どうして女の子の近くにいないんだろうと思ったことを覚えています。


やがて、女の子は眠り始めました。
眠り出すとこっちのほうにコックリコックリと、もたれてきました。
それがイヤだったので、意地悪かったのですが軽く押し返しました。
すると女の子は別の端の若い女の人のほうに、もたれかかりはじめたようでした。
女の子はその女の人にも押し返されたようで、
今度はもたれかからないで真ん中でゆらゆらと揺れながら
「ママ、ママ…」と言いはじめました。
何度も「ママ、ママ…」と言うので、そのとき、
どうして女の子の近くに来ないんだろうと思ったことを覚えています。

何度「ママ、ママ…」というのを聞いたでしょうか。
突然「やっぱりそうなるとおもってたんや」と低い男のダミ声がすぐ耳もとでしたのです。
「えっ!」と驚いて、女の子のほうを見ると、ニヤッと私のほうをじっと見ていました。
ゾオッとして、気がつくと降りる富雄駅だったのです。
飛び降りてからも、ゾオッとした感覚は残っていて、
電車の中を見ることができませんでした。
あのダミ声は強烈でした。
[あずさ@inet-osaka]
とても怖い話ですね。皆さん、何が怖いのかわかりますか? 言葉の意味よりもむしろ…。

144 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:47:21.035 ID:irIHChLo0
>>16
いい話だなー

145 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:48:53.466 ID:sg0vqtJj0
そんな中、本当にこれも一瞬なんだけど、視界の片隅に動くものが見えた。
あのときの俺は動くものすべてが恐怖で、見ようか見まいかかなり躊躇したんだが、
意を決して目をやると、それはAとBだった。
下から何か叫びながら手招きしている。

そこでやっとAとBの声が聞こえてきた。
A「おい!早く降りてこい!!」
B「大丈夫か?」

この瞬間一気に体が自由になり、我に返った俺は一目散に階段を駆け下りた。
あとで二人に聞いたんだが、俺はこの時目を瞑ったまま、
一段抜かししながらものすごい勢いで降りてきたらしい。

駆け下りた俺は、とにかく安全な場所に行きたくて、そのままAとBの横を通りすぎ
部屋に走っていったらしい。この辺はあまり記憶がない。
恐怖の記憶で埋め尽くされてるからかな。

部屋に戻ってしばらくするとAとBが戻ってきた。
A「おい、大丈夫か?」

B「なにがあったんだ?あそこになにかあったのか?」

答えられなかった。というか、耳にあの音たちが残っていて、思い出すのが怖かった。

するとAが慎重な面持ちで、こう聞いてきた。
A「お前、上で何食ってたんだ?」

質問の意味がわからず聞き返した。

するとAはとんでもないことを言い出した。
A「お前さ、上についてすぐしゃがみこんだろ?俺とBで何してんだろって目を凝らしてたんだけど、
なにかを必死に食ってたぞ。というか、口に詰め込んでた。」

B「うん・・。しかもさ、それ・・」

AとBは揃って俺の胸元を見つめる。

なにかと思って自分の胸元を見ると、大量の汚物がくっついていた。
そこから、食物の腐ったような匂いがぷんぷんして、俺は一目散にトイレに駆け込み、胃袋の中身を全部吐き出した。

なにが起きているのかわからなかった。
俺は上に行ってからの記憶はあるし、あの恐怖の体験も鮮明に覚えている。
ただの一度もしゃがみこんでいないし、ましてやあの腐った残飯を口に入れるはずがない。

それなのに、確かに俺の服には腐った残飯がこびりついていて、よく見れば手にも、
ソレを掴んだ形跡があった。
気が狂いそうになった。

俺を心配して見に来たAとBは、
A「何があったのか話してくれないか?ちょっとお前尋常じゃない。」
と言った。

俺は恐怖に負けそうになりながらも、一人で抱え込むよりはいくらかましだと思い、
さっき自分が階段の突き当たりで体験したことをひとつひとつ話した。

AとBは、何度も頷きながら真剣に話を聞いていた。

146 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:50:29.846 ID:sg0vqtJj0
二人が見た俺の姿と、俺自身が体験した話が完全に食い違っていても、
最後までちゃんと聞いてくれたんだ。それだけで、安心感に包まれて泣きそうになった。
少しホッとしていると、足がヒリヒリすることに気づいた。
なんだ?と思って見てみると、細かい切り傷が足の裏や膝に大量にあった。

不思議におもって目を凝らすと、なにやら細かいプラスチックの破片ようなものが
所々に付着していることに気づいた。
赤いものと、ちょっと黒みのかかった白いものがあった。

俺がマジマジと見ていると、
B「何それ?」
といってBはその破片を手にとって眺めた。

途端、
「ひっ」といってそれを床に投げ出した。

その動作につられてAと俺も体がビクってなる。

A「なんなんだよ?」

B「それ、よく見てみろよ」

A「なんだよ?言えよ恐いから!」

B「つ、爪じゃないか?」

瞬間、三人共完全に固まった。
AB俺「・・・」


俺はそのとき、ものすごい恐怖のそばで、何故か冷静にさっきまでの音を思い返していた。
(ああ、あれ爪で引っかいてた音なんだ・・)

どうしてそう思ったかわからない。
だけど、思い返してみれば繋がらないこともないんだ。

階段を上るときに鳴っていた「パキパキ」っていう音も、何かを踏みつけていた感触も、
床に大量に散らばった爪のせいだったんじゃないか?って。

そしてその爪は、壁の向こうから必死に引っかいている何かのものなんじゃないか?って。

きっと、膝をついて残飯を食ったとき、恐怖のせいで階段を無茶に駆け下りたとき、
床に散らばる爪の破片のせいでケガをしたんだろう。

147 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:51:47.734 ID:sg0vqtJj0
でも、そんなことはもうどうでもいい。

確かなことは、ここにはもういられないってことだった。

俺はAとBに言った。
俺「このまま働けるはずがない」

A「わかってる」

B「俺もそう思ってた」

俺「明日、女将さんに言おう」

A「言っていくのか?」

俺「仕方ないよ。世話になったのは事実だし、謝らなきゃいけないことだ」

B「でも、今回のことで女将さん怪しさナンバーワンだよ?
もしあそこに行ったって言ったらどんな顔するのか俺見たくない」

俺「バカ。言うはずないだろ。普通にやめるんだよ。」

A「うん、そっちのほうがいいな」

そんなこんなで、俺たちはその晩のうちに荷物をまとめ、
男なのにむさくるしくて申し訳ないが、あまりの恐怖のため、
布団を2枚くっつけてそこに3人で無理やり寝た。
めざしのように寄り添って寝た。

誰一人、寝息を立てるやつはいなかったけど。

そうして明日を迎えることになるんだ。

次の日、誰もほとんど口をきかないまま朝を迎えた。
沈黙の中、急に携帯のアラームが鳴った。
いつも俺達が起きる時間だった。

Bの体がビクンってなって、相当怯えているのが伺えた。

Bは根がすごく優しいヤツだから、前の晩俺に言ったんだ。

B「ごめんな。俺なんかよりお前のほうが全然怖い思いしたよな。
それなのに俺がこんなんでごめん。助けに行かなくて本当ごめん。」

俺はそれだけで本当に嬉しくて目頭が熱くなった。

でもよくよく考えてみると、「俺なんかより怖い思い」ってなんだ?
実際に恐怖の体験をしたのは俺だし、AもBも下から眺めていただけだ。
もしかしてあれか?俺の階段を駆け下りる姿がマズかったか?

148 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:53:07.266 ID:sg0vqtJj0
普通に考えて、俺の体験談が恐ろしかったってことか?

少し考えて、俺も大概、恐怖に呑まれて相手の言葉に過敏になりすぎてると思った。
こんな時だからこそ、早く帰ってみんなで残りの夏休みを楽しくゆっくり過ごそうと、
そればかりを考えるようにした。


だがその後のBの怯えようは半端なかった。

俺達がたてる音一つ一つに反応したり、俺の足の傷を食い入るようにじっと見つめたり、
明らかに様子がおかしかった。


Aも普段と違うBを見て、多少びびりながらも心配したんだろう、
A「おい、大丈夫か?寝てないから頭おかしくなってんのか?」
と問いかけながらBの肩を掴んだ。

するとBは急に、
B「うるさいっ!!」
と叫び、Aの腕をすごい勢いで振り払ったんだ。

Aと俺は一瞬沈黙した。

俺「おい、どうしたんだよ?」

Aは急のできごとに驚いて声を出せずにいた。

B「大丈夫かだって?大丈夫なわけねーだろ?
俺も○○(俺の名前)も死ぬような思いしてんだよ。
何にもわかってねーくせに心配したふりすんな!!」

Aを睨み付けながらそう叫んだ。

何を言ってるんだろうと思った。
Bの死ぬ思いってなんだ?俺の話を聞いて恐怖してたわけじゃないのか?

AとBは仲間内でも特に仲が良かったんだが、その関係もAがBをいじる感じで、
どんな悪ふざけにもBは怒らず調子を合わせていた。

だからBがAに声を荒げる場面なんか見たことなかったし、もちろん当の本人Aもそんな経験なかったんだと思う。
Aはこれも見たことないくらいにオロオロしていた。

俺は疑問に思ったことをBに問いかけた。

俺「死ぬ思いってなんだ?お前ずっと下にいたろ?」

B「いたよ。ずっと下から見てた」

そして少し黙ってから下を向いて言った。

B「今も見てる。」

俺「・・」

今も?
え、何を?

149 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:55:02.966 ID:sg0vqtJj0
俺は訳がわからない。
全然わからないんだが、よくある話で、Bの気が狂ったんだと思った。
何かに取り憑かれたんだと。

そんな思いをよそに、Bは震える口調で、でもしっかりと喋りだした。

B「あの時、俺は下にいたけど、でもずっと見てたんだ」

俺「上っていく俺だよな?」

B「違うんだ・・いや、初めはそうだったんだけど。
お前が階段を上りきったくらいから、見え出したんだ」

俺「・・うん」

本当はこのとき、俺の心の中は聞きたくないという気持ちが大半を占めていた。
でもBは、もうこれ以上一人で抱えきれないという表情で、まるで前の日の自分を見ているようだったんだ。

あのとき、俺の話を最後までちゃんと聞いてくれたAとB、あれで自分がどれだけ救われたかを考えると、
俺には聞かなくちゃならない義務があるように思えた。

俺「何が、見えたんだ?」

B「・・・」

Bはまた少し黙りこみ、覚悟したように言った。

B「影・・だと思う」

俺「影?」

B「うん。初めはお前の影だと思ってたんだ。
けど、お前がしゃがみこんで残飯を食っている間にも、ずっと影は動いてたんだ。
お前の影が小さくなるのはちゃんと見えたし、自分らの影も足元にあった。」


B「それでそれ以外に動き回る影が・・」



B「3つ・・いや4つくらいあった。」


俺は、全身にぶわっと鳥肌が立つのを感じた。

どうかこれがBの冗談であってくれと思った。
しかし、今目の前にいるBはとてもじゃないが冗談を言っているように見えなかった。
むしろ、冗談という言葉を口に出したとたんに殴りかかってくるんじゃないかってくらいに真剣だった。


俺「あそこには、俺しかいなかった」

B「わかってる」

俺「そもそも、あのスペースに人が4,5人も入って動き回れるはずない」

あの階段は人が一人通れる位のスペースだったんだ。

150 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:56:40.633 ID:sg0vqtJj0
B「あれは人じゃない。それ位わかるだろ」

俺「・・・」

B「それに、どう考えても人じゃ無理だ」

Bはポツリと言った。

俺「どういうことだ?」







B「全部、壁に張り付いてた」

俺「え?」

B「蜘蛛みたいに、全部壁の横とか上に張り付いてたんだ。
それで、もぞもぞ動いてて、それで、それで・・・」

自分の見た光景を思い出したのか、Bの呼吸が荒くなる。

俺「落ち着け!深呼吸しろ。な?大丈夫だみんないる」

Bはしばらく興奮状態だったが、落ち着きを取り戻してまた話しだした。

B「あれは人じゃない。いや、元から人じゃないんだけど、形も人じゃない。
いや、人の形はしてるんだけど、違うんだ」

Bが何を言いたいのかなんとなくわかった俺は、
俺「人間の形をしたなにかが、壁に張り付いてたってことか?」
と聞いた。

Bは黙って頷いた。

口から飛び出そうなくらいに心臓の鼓動が激しくなった。

とっさに、Bが見たのは影じゃないと思った。
影が横や上の天井を動き回るのは不自然だ。
仮にそれが影だったとしても、確実にそこに何かがいたから影ができたんだ。

それくらいバカの俺でもわかる。

ということは、俺は自分の周りで這い回る何かに気づかず、しかも腐った残飯を
モリモリと食べていたってことなのか?

あの音は・・?
あのガリガリと壁を引っかく音は、壁やドアの向こう側からじゃなくて、
俺のいる側のすぐそばで鳴っていたということか?
あの呼吸音も?

151 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:58:22.695 ID:sg0vqtJj0
恐怖のあまり頭がクラクラした。

そんな俺の様子を知ってか知らずか、Bは傍に立っていたAに向き直り、
B「ごめん、さっきは取り乱して。悪かった」
と謝った。

A「いや、大丈夫・・こっちこそごめんな」
Aもすかさず謝った。

その後なんとなく気まずい雰囲気だったが、俺は平静を保つのに必死だった。
無意味に深呼吸を繰り返した。

そんな中Aが口を開いた。

A「お前さ、さっき今も見てるっていったけど」

BはAが言い終わらないうちに答えた。

B「ああ、ごめん。あれはちょっと、錯乱してたんだわ。ははっ
ごめん、今は大丈夫」

そういったBの笑顔は、完全に作り笑いだった。
明らかに無理した笑顔で、目はどこか違うところを見ているようだった。

関係ないんだが、このとき何故かものすごい印象的だったのは、Bの目の下がピクピクいってたことだ。
こんなん何人かに一人はよくあることだよな?
だけど無理して笑う人の目の下ピクピクは、結構くるものがあるぞ。

話を戻すと、Aと俺はそれ以上聞かなかった。
臆病者だと思われても仕方ない。だけど怖くて聞けなかったんだ。

ちょっと考えてみろ、ここまで話したBが敢えて何かを隠すんだぞ。
絶対無理だろ。聞いたら、俺の心臓砕け散るだろ。
それこそ俺が発狂するわ。

少しの沈黙のあと、広間のほうから美咲ちゃんが朝飯の時間だと俺達を呼んだ。
3人で話している間に結構な時間が過ぎていたらしい。

152 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 09:59:15.097 ID:sg0vqtJj0
正直、食欲などあるはずもなく。
だが不審に思われるのは嫌だったし、行くしかないと思った。

俺はのっそりと立ち上がり、二人に言った。

俺「なるべく早いほうがいいよな。朝飯食い終わったら言おう」

A「そうだな」

B「俺、飯いいや。Aさ、ノートPCもってきてたよな?ちょっと、貸してくれないか?」

A「いいけど、朝飯食えよ」

B「ちょっと調べたいことがあるんだ。あんまり時間もないし、悪いけど二人でいってきて」

俺「了解。美咲ちゃんに頼んでおにぎり作ってもらってきてやるよ」

B「うん、ありがと」

A「パソコンは俺のカバンの中に入ってる。勝手に使っていいよ。ネットも繋がるから。」

そう言って俺達はそのまま広間に行った。

後から考えると、辞めるその日の朝飯食うってどうなの?
他人がやってたら絶対突っ込むくせして、俺らふっつーに食べたんだが。

広間に着くと、女将さんが俺らを見て、更には俺の足元をみて、満面の笑顔で聞いてきたんだ。

「おはよう、よく眠れた?」って。

そんな言葉、初日以来だったし、昨日のこともあったからすごい不気味だった。

びびった俺は直立不動になってしまったわけだが、Aが、
A「はい。すみません遅れて。」
と返事をしながら俺のケツをパンと叩いた。

体がスっと動いた。
いつも人一倍びびってたAに助け舟を出してもらうとは思わなかったから、正直驚いた。

そしてBが体調不良のためまだ部屋で寝ていることを伝え、美咲ちゃんにおにぎりを作ってもらえるよう頼んだ。

「あ、いいですよ。それよりBくん、今日は寝てたほうがいいんじゃ」

美咲ちゃんは心配そうにそう言った。

Aと俺は、得に何も言わず席についた。
”もう辞めるから大丈夫”とは言えないからな。

153 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:01:40.959 ID:sg0vqtJj0
朝飯を食っている間、女将さんはずっとニコニコしながら俺を見てた。
箸が完全に止まってるんだ。「俺、ときどき飯」みたいな。
美咲ちゃんも旦那さんもその異様な光景に気づいたのか、チラチラ俺と女将さんを見てた。
Aは言うまでもなく、凝固。

凄まじく気分の悪くなった俺達は朝飯を早々に切り上げて、女将さん達に話をするため、部屋にBを呼びに行った。

部屋に戻る途中、Bの話し声が聞こえてきた。
どうやらどこかに電話をしているようだった。

俺達は電話中に声をかけるわけにもいかなかったので、部屋に入り座って電話が終わるのを待った。

B「はい、どうしても今日がいいんです。・・・・はい、ありがとうございます!
はい、はい、必ず伺いますのでよろしくお願いします。」
そう言って電話を切った。

どうやらBは、ここから帰ってすぐどこかへ行く予定を立てたらしい。
俺もAも別に詮索するつもりはなかったんで何も聞かず、すぐにBを連れて広間に向かった。

広間に戻ると美咲ちゃんが朝飯の片付けをしていた。
女将さんはいなかった。
俺はふと思った。

あそこに行ってるんじゃないか?って。
盆に飯のっけて、2階への階段に消えていったあの女将さんの後姿がフラッシュバックした。
きっとあの時持って行った飯は、あの残飯の上に積み重ねてあったんだろう。
そうして何日も何日も繰り返して、あの山ができたんだろうな。

(一体あれは何のためなんだ?)
俺の頭に疑問がよぎった。

けど、そんなこと考えるまでもないとすぐに思い直した。
俺は今日で辞めるんだ。ここともおさらばするんだ。すぐに忘れられる。
忘れなきゃいけない。心の中で自分に言い聞かせた。

Aが女将さんの居場所を美咲ちゃんに尋ねた。

「女将さんならきっと、お花に水やりですね。すぐ戻ってきますよ」

そう言って美咲ちゃんは、Bの方を見て、

「Bくん、すぐおにぎり作るからまっててね」
と笑顔で台所に引っ込んだ。

ああ、美咲ちゃん・・何もなければきっと俺は美咲ちゃんとひと夏のあばん(ry

俺達は女将さんが戻ってくるのを待った。

154 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:03:34.085 ID:sg0vqtJj0
しばらくすると女将さんは戻ってきて、仕事もせずに広間に座り込む俺達を見て
「どうしたのあんたたち?」
とキョトンとした顔をしながら言った。

俺は覚悟を決めて切り出した。

俺「女将さん、お話があるんですけどちょっといいですか?」

女将さんは
「なんだい?深刻な顔して」
と俺達の前に座った。

俺「勝手を承知で言います。
俺達、今日でここを辞めさせてもらいたいんです」

AとBもすぐ後に、
AB「お願いします」
と言って頭を下げた。

女将さんは表情ひとつ変えずにしばらく黙っていた。
俺はそれがすごく不気味だった。
眉ひとつ動かさないんだ。まるで予想していたかのような表情で。

そして沈黙の後、
「そうかい。わかった、ほんとにもうしょうがない子たちだよ〜。」
と言って笑った。

そして給料の話、引き上げる際の部屋の掃除などの話を一方的に喋り、
用意ができたら声をかけるようにと俺達に言ったんだ。

拍子抜けするくらいにすんなり話が通ったことに、三人とも安堵していた。
だけど、心のどこかでなんかおかしいと思う気持ちもあったはずだ。

話が決まったからには俺達は即行動した。
荷物は前の晩のうちにまとめてある。
あとは部屋の掃除をするだけで良かった。

バイトを始めてから、仕事が終われば近くの海で遊んだり、疲れてる日には戻ってすぐに爆睡だったんで、
部屋にいる時間はあまりなかったように思う。
だから男3人の部屋といえど、元からそんなに汚れているわけでもなかった。
そんなこんなで、一時間ほどの掃除をすれば部屋も大分綺麗になった。

準備ができたということで、俺達は広間に戻り、女将さんたちに挨拶をすることにした。

広間に着くと女将さんと旦那さん、そして悲しそうな顔をした美咲ちゃんが座っていた。

俺達は3人並んで正座し、
俺「短い間ですが、お世話になりました。
勝手言ってすみません」


俺AB「ありがとうございました」
と言って頭を下げた。

155 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:04:45.330 ID:sg0vqtJj0
すると女将さんが腰を上げて、俺達に近寄りこう言った。
「こっちこそ、短い間だったけどありがとうね。
これ、少ないけど・・・」

そう言って茶封筒を3つ、そして小さな巾着袋を3つ手渡してきた。
茶封筒は思ったよりズッシリしてて、巾着袋はすごく軽かった。

そして後ろから美咲ちゃんが、
「元気でね」
といってちょっと泣きそうな顔しながら言うんだ。
そして、
「みんなの分も作ったから」って、
3人分のおにぎりを渡してくれた。

おいおい止めてくれ。泣いちゃうよ俺!
そう思ってあんまり美咲ちゃんの顔を見れなかった。

前日で死にそうな思いしたのにまさかのセンチって思うだろ?
だけど、実際すげー世話になった人との別れって、その時はそういうの無しになるものなんだわ。

挨拶も済んで、俺達は帰ることになった。

行きは近くのバス停までバスを使って来たんだが、帰りはタクシーにした。
旦那さんが車で駅まで送ってくれるって話も出たんだが、Bが断った。

そして美咲ちゃんに頼んでタクシーを呼んでもらった。

タクシーが到着すると、女将さんたちは車まで見送りに来てくれた。
周りから見ればなんとなく感動的な別れに見えただろうが、実際俺達は逃げ出す真っ最中だったんだよな。

タクシーに乗り込む前に、俺は振り返った。
かろうじて見えた2階への階段のドア。目を凝らすと、ほんの少し開いてるような気がして思わず顔を背けた。

そして3人とも乗り込み、行き先を告げた後すぐ車が動き出した。

旅館から少し離れると、急にBが運転手に行き先を変更するよう言ったんだ。
運転手になにかメモみたいなものを渡して、ここに行ってくれと。

運転手はメモを見て怪訝な顔をして聞いてきた。
「大丈夫?結構かかるよ?」

B「大丈夫です」

Bはそう答えると、後部座席でキョトンとしているAと俺に向かって
B「行かなきゃいけないとこがある。お前らも一緒に」
と言った。

俺とAは顔を見合わせた。考えてることは一緒だったと思う。

(どこへ行くんだ・・?)

156 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:07:34.285 ID:sg0vqtJj0
だが、朝のBの様子を見た後だったんで、正直気が引けて何も聞けなかった。
またキレ出すんじゃないかとびびってたんだ。

しばらく走っていると運転手さんが聞いてきた。
「後ろ走ってる車、お客さんたちの知り合いじゃない?」

え?と思って振り返ると、軽トラックが一台後ろにぴったりくっついて走っていた。
そして中から手を振っていたのは、旦那さんだった。

俺達は何か忘れ物でもしたのかと思い、車を止めてもらえるよう頼んだ。

道の端に車が止まると、旦那さんもそのまますぐ後ろに軽トラを止めた。
そして出てくると俺達のところに来て、
「そのまま帰ったら駄目だ。」
と言った。

B「帰りませんよ。こんな状態で帰れるはずないですから」

Bと旦那さんはやけに話が通じあっていて、Aと俺は完全に置いてけぼりを食らった。

俺「え、どういうこと?」
なにがなにやらわからんかったので素直に質問した。

すると旦那さんは俺のほうを向き、まっすぐ目を見つめて言った。
旦「おめぇ、あそこ行ったな?」

心臓がドクンって鳴った。

(なんで知ってんの?)

この時は本気で怖かった。
霊的なものじゃなくて、なんていうか大変なことをしてしまったっていう思いがすごくて。

俺は、「はい」と答えるだけで精一杯だった。

すると旦那さんはため息をひとつ吐くと言った。
旦「このまま帰ったら完全に持ってかれちまう。
なぁんであんなとこ行ったんだかな。
まあ、元はと言えば俺がちゃんと言わんかったのが悪いんだけどよ。」

おい、持ってかれるってなんだ。勘弁してくれよ。
ここから帰ったら楽しい夏休みが待ってるはずだろ?

不安になってAを見た。Aは驚くような目で俺を見ていた。
さらに不安になってBを見た。
するとBは言うんだ。
B「大丈夫。これから御祓いに行こう。そのためにもう向こうに話してあるから」

157 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:11:06.235 ID:sg0vqtJj0
信じられなかった。
憑かれていたってことか?
何だよ俺死ぬのか?この流れは死ぬんだよな?
なんであんなとこ行ったんだって?行くなと思うなら始めから言ってくれ。

あまりの恐怖で、自分の責任を誰か他の人に転嫁しようとしていた。

呆然としている俺を横目に、旦那さんは話を進めた。

旦「御祓いだって?」

B「はい」

旦「おめぇ、見えてんのか」

B「・・・」

A「おい、見えてるって・・」

B「ごめん。今はまだ聞かないでくれ」

俺は思わずBに掴みかかった。

俺「いい加減にしろよ。さっきから何なんだよ!」

旦那さんが割って入る。

旦「おいおい止めとけ。おめぇら、逆にBに感謝しなきゃならねぇぞ」

A「でも、言えないってことないんじゃないすか?」

旦「おめぇらはまだ見えてないんだ。一番危ないのはBなんだよ」

俺とAは揃ってBを見た。
Bは、困ったような顔をしてそこにいた。

俺「どうしてBなんですか?実際にあそこに行ったのは俺です」

旦「わかってるさ。でもおめぇは見えてないんだろ?」

俺「さっきから見えてるとか見えてないとか、なんなんですか?」

旦「知らん」

俺「はぁ!?」

トンチンカンなことを言う旦那さんに対して俺はイラっとした。

旦「真っ黒だってことだけだな、俺の知ってる情報は」

旦「だがなぁ・・」

そう言って旦那さんはBを見る。

158 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:12:14.383 ID:sg0vqtJj0
旦「御祓いに行ったところで、なんもなりゃせんと思うぞ」

Bは、疑いの目を旦那さんに向けて聞いた。
B「どうしてですか?」

旦「前にもそういうことがあったからだな。
でも、詳しくは言えん。」

B「行ってみなくちゃわからないですよね?」

旦「それは、そうだな」

B「だったら」

旦「それで駄目だったら、どうするつもりなんだ?」

B「・・・」

旦「見えてからは、とんでもなく早いぞ」

早いという言葉が何のことを言っているのか俺にはさっぱりわからなかった。
だが、旦那さんがそういった後、Bは崩れ落ちるようにして泣き出したんだ。

声にならない泣き声だった。俺とAは、傍で立ち尽くすだけで何もできなかった。

俺達の異様な雰囲気を感じ取ったのか、タクシーの窓を開けて中から運転手が話しかけてきた。
「お客さんたち大丈夫ですか?」

俺達3人は何も答えられない。
Bに限っては道路に伏せて泣いてる始末だ。

すると旦那さんが運転手に向かってこう言った。
旦「あぁ、すまんね。呼び出しておいて申し訳ないんだが、こいつらはここで降ろしてもらえるか?」

運転手は、
「え?でも・・」
と言って俺達を交互に見た。

その場を無視して旦那さんはBに話しかける。

旦「俺がなんでおめぇらを追いかけてきたかわかるか?
事の発端を知る人がいる。その人のとこに連れてってやる。
もう話はしてある。すぐ来いとのことだ。」

旦「時間がねぇ。俺を信じろ」

肩を震わせ泣いていたBは、精一杯だったんだろうな、顔をしわくちゃにして声を詰まらせながら言った。
B「おねが・・っ・・します・・」

呼吸ができていなかった。
男泣きでもなんでもない、泣きじゃくる赤ん坊を見ているようだった。

159 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:15:20.366 ID:sg0vqtJj0
昨日の今日だが、Bは一人で、何かものすごい大きなものを抱え込んでいたんだと思った。
あんなに泣いたBを見たのは、後にも先にもこの時だけだ。

Bのその声を聞いた俺は、運転手に言った。
俺「すいません。ここで降ります。いくらですか?」





その後、俺達は旦那さんの軽トラに乗り込んだ。
といっても、俺とAは後の荷台なわけで。
乗り心地は史上最悪だった。

旦那さんは俺達が荷台に乗っているにも関わらず、有り得んほどにスピードを出した。
Aから軽く女々しい悲鳴を聞いたが、スルーした。

どれくらい走ったのか分からない。
あんまり長くなかったんじゃないかな。
まあ正直、それどころじゃないほど尾てい骨が痛くて覚えていないだけなんだが。

着いた場所は、普通の一軒家だった。
横に小さな鳥居が立っていて石段が奥の方に続いていた。

俺達の通されたのはその家の方で、旦那さんは呼び鈴を鳴らして待っている間、俺達に「聞かれたことにだけ答えろ」と言った。

旦「おめぇら、口が悪いからな。変なこと言うんじゃねぇぞ」

俺は思った。
この人にだけは言われる筋合いがないと。

少し待つと、家から一人の女の人が出てきた。
年は20代くらいの普通の人なんだけど、額の真ん中にでっかいホクロがあったのがすごく印象的だった。

その女の人に案内されて通されたのは家の一角にある座敷だった。
そこには一人の坊さん(僧って言うのか?)と、一人のおっさん、一人のじいさんが座っていた。

俺達が部屋に入るなり、おっさんが「禍々しい」と呟いたのが聞こえた。

旦「座れ」

旦那さんの掛け声で俺達は、坊さんたちが並んで座っている丁度向かい側に3人並んで座った。
そして旦那さんがその隣に座った。

160 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:19:54.740 ID:sg0vqtJj0
するとじいさんは口を開いた。
「○○(旅館の名前)の旦那、この子ら全部で3人かね?」

旦「えぇ、そうなんですわ。このBって奴は、もう見えてしまってるんですわ」

旦那さんがそう言った瞬間、おっさんとじいさんは顔を見合わせた。

すると坊さんが口を開いた。
坊「旦那さん、堂に行ったというのは彼ですか?」

旦「いえ。実際行ったのはこの○○(俺の名前)って奴で」

坊「ふむ」

旦「Bは下から覗いていただけらしいんです」

坊「そうですか」

そして少し黙ったあと坊さんはBに聞いたんだ。

坊「あなたは、この様な経験は初めてですか?」

Bが聞き返す。
B「この様な経験?」

坊「そうです。この様に、霊を見たりする体験です」

B「え・・ないです」

坊「そうですか。不思議なこともあるものです」

B「・・俺」

Bが何か喋ろうとしていた。
そこにいた全員がBを見た。

坊「はい」

B「俺、・・・死ぬんでしょうか?」

そう言ったBの腕は、正座した膝の上で突っ張っているのに、ガクガクと震えていた。

すると坊さんは静かに答えた。

坊「そうですね。このままいけば、確実に」

Bは言葉を失った様子だった。
震えが急に止まって、畳を一点食い入るように見つめだした。
それを見たAが口を挟んだ。

A「死ぬって」

坊「持って行かれるという意味です」

意味を説明されたところで俺達はわからない。
何に何を持って行かれるのか。

更に坊さんは続けた。

161 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:21:31.902 ID:sg0vqtJj0
坊「話がわからないのは当然です。○○くんは、堂へ行った時に何か違和感を感じませんでしたか?」

坊さんが堂といっているのは、どうやらあの旅館の2階の場所らしかった。
それで俺は答えた。

俺「音が聞こえました。あと、変な呼吸音が。
2階のドアにはお札の様なものが沢山貼ってありました」

坊「そうですか。
気づいているかも知れませんがあそこには、人ではないものがおります」

あまり驚かなかった。事実、俺もそう思っていたからだ。

坊「恐らくあなたは、その人ではないものの存在を耳で感じた。
本来ならば人には感じられないものなのです。誰にも気づかれず、ひっそりとそこにいるものなのです」

そう言うと、坊さんはゆっくりと立ち上がった。

坊「Bくん、今は見えていますか?」

B「いえ。ただ音が、さっきから壁を引っかく音がすごくて」

坊「ここには入れないということです。幾重にも結界を張っておきました。
その結界を必死に破ろうとしているのですね」

坊「しかし、皆がいつまでもここに留まることは出来ないのです。
今からここを出て、おんどう(ごめん音でしかわからない)へ行きます。Bくん、ここから出ればまたあのものたちが現れます。」

坊「また苦しい思いをすると思います。
でも必ず助けますから、気をしっかり持って付いて来てくださいね」

Bはカクカクと首を縦に振っていた。

そうして、坊さんに連れられて俺達はその家を出てすぐ隣の鳥居をくぐり、石段を登った。
旦那さんは家を出るまで一緒だったが、おっさんたちと何やら話をした後、坊さんに頭を下げて行ってしまった。

知ってる人がいなくなって一気に心細くなった俺達は、3人で寄り添うように歩いた。
特にBは、目を左右に動かしながら背中を丸めて歩いていて、明らかに憔悴しきっていた。
だから俺達はできる限り、Bを真ん中にして二人で守るように歩いた。

石段を上り終わる頃、大きな寺が見えてきた。
だが坊さんはそこには向かわず、俺達を連れて寺を右に回り奥へと進んだ。
そこにはもう一つ鳥居があり、更に石段が続いていた。

162 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:24:02.029 ID:Eq13AwHRM
何がこんなコピペする動機になってるかがわからず恐い

163 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:26:27.698 ID:sg0vqtJj0
鳥居をくぐる前に坊さんがBに聞いた。
坊「Bくん、今はどんな感じですか?」

B「二本足で立っています。ずっとこっちを見ながら、付いてきてます」

坊「そうか、もう立ちましたか。よっぽどBくんに見つけてもらえたのが嬉しかったんですね。
ではもう時間がない。急がなくてはなりませんね」

そして石段を上り終えると、さっきの寺とは比べ物にならない位小さな小屋がそこにあり、坊さんはその小屋の裏へ回ると、俺達を呼んだ。

俺達も裏へ回ると坊さんは、ここに一晩入り、憑きモノを祓うのだと言った。
そして、中には明りが一切ないこと、夜が明けるまでは言葉を発っしてはならないことを伝えてきた。

坊「もちろん、携帯電話も駄目です。明りを発するものは全て。食ったり寝たりすることもなりません」

どうしても用を足したくなった場合はこの袋を使用するようにと、変な布の袋を渡された。
俺は目を疑った。

(布って・・)

だが坊さん曰く、中から液体が漏れないようになっているらしい。
信じ難かったが、そこに食いついてもしょうがないので大人しくしといた。

その後俺達に、竹の筒みたいなものに入った水を一口ずつ飲ませ、自分も口に含むと俺達に吹きかけてきた。
そして小さな小屋の中に入るように言った。

俺達は順番に入ろうとしたんだが、Bが入る瞬間、口元を押さえて外に飛び出して吐いたんだ。
突然のことで驚いた俺達だったが、坊さんが慌てた様子で聞いてきた。

坊「あなたたち、堂に行ったのは今日ではないですよね?」

俺「え?昨日ですけど」

坊「おかしい、一時的ではあるが身を清めたはずなのに、おんどうに入れないとは」

言ってる意味がよく分からなかった。

164 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:30:09.722 ID:sg0vqtJj0
すると坊さんはBのヒップバッグに目をつけ、
坊「こちらに滞在する間、誰かから何かを受け取りましたか?」
と聞いてきた。

俺は特に思い浮かばず、だがAが言ったんだ。
A「今日給料もらいましたけど」

当たり前すぎて忘れてた。
そういえば給料も貰いものだなって妙に感心したりして。

俺「あ、あと巾着袋も」

A「おにぎりも。もらい物に入るなら」

給料を貰った時に女将さんにもらった小さな袋を思い出した。
そして美咲ちゃんには朝、おにぎりを作って貰ったんだった。

坊さんはそれを聞くと、Bに話しかけた。
坊「Bくん、それのどれか一つを今、持っていますか?」
B「おにぎりはデカイ鞄の方に入れてありますけど、給料と袋は、今持ってます」

Bはそう言ってバッグからその二つを取り出した。

坊さんは、まず巾着袋を開けた。

すると一言、「これは・・」と言って俺達に見えるように袋の口を広げた。

中を覗き込んで俺達は息を呑んだ。

そこには、大量の爪の欠片が詰まっていたんだ。
俺の足に張り付いていたものと一緒だった。見覚えのある、赤と黒ずんだものだった。

Bは、その場ですぐまた吐いた。
俺もそれに釣られて吐いた。
周辺が汚物の匂いでいっぱいになり、坊さんも顔を歪めていた。

坊さんは、Bの持ち物を全て預かると言い、俺達2人も持ち物を全て出すように言った。

俺は、携帯と財布を坊さんに手渡し、旅行鞄の方に入っている巾着袋を処分してもらえるよう頼んだ。

坊さんは頷き、再度Bに竹筒の水を飲ませ、吹きかけた。

165 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:30:12.001 ID:20FxW/JKK
>>162
なろうとかsnsが流行る前の小説家希望者が練習がてらに投下してた

166 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:37:11.245 ID:sg0vqtJj0
ダレカ ツヅキ タノム

167 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:41:11.178 ID:iMN7J2Ctp
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/22(金) 12:28:06.81 ID:I2jFl3Za0
35:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:38:56 ID:oPg8yp03
みんな人形って洗ってやったりしてるの?
最近臭いが気になるんだが

36:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:59:33 ID:7BmddTpa
>>35
ソフビやガレキは洗わんだろw ラブドなら一緒に風呂入るけどw

37:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 11:03:06 ID:oPg8yp03

しかも髪ブラッシングしてやったらゴッソリ抜けた…もう駄目かもわからんね

41もしもし私、名無しさん::2007/08/14(火) 13:48:56 ID:oPg8yp03

目玉が落ちた…大きくて可愛い目だったのに…
でも、もっとコロンって感じかと思ったけど、腐った柿が枝から落ちる様だった

42:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:29:32 ID:7BmddTpa
>>41 本当に人形なんだろなあ?

48:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:56:01 ID:oPg8yp03
うるせえ!ああああ臭いとれねえ!!!ちくしょう!ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう

168 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:42:17.847 ID:SnWcTrY10
ここまで張ったなら頼むよ

169 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:54:33.861 ID:sg0vqtJj0
ダレカ・・・
sssp://o.8ch.net/h9cj.png

170 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 10:58:44.840 ID:sg0vqtJj0
ツヅキ オネガイ
sssp://o.8ch.net/h9cp.png

171 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 11:06:07.252 ID:sg0vqtJj0

sssp://o.8ch.net/h9cr.png

172 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 11:16:47.266 ID:Eq13AwHRM
頑張れよw

173 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 11:24:43.522 ID:XoJC2Y1N0
寺と霊媒師でてくると一気に嘘くさくなるから気持ち悪いDVDで泊めとけばいいのに

174 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 11:30:22.755 ID:upt+bhuEd
女将さんなんなん…
超こえーんだけど…

175 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 12:02:21.216 ID:xjoVbGE4p
これそんな怖いかなあ?
そりゃ飯の部分はおえって感じだし意識なく食うとか戦慄もんだけど

176 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 12:32:09.552 ID:KMdq1bjbd
続きないの?

177 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 12:33:03.837 ID:nc7AsXwCa
全部知ってるしつまんね

178 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 13:16:35.729 ID:ViR0t/4Na
爪渡すとか怖過ぎね?

179 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 13:18:19.988 ID:qRCSHLmhp
2レスくらいで終わらんと見る気もしない

180 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 13:34:58.124 ID:sT9etgPjd
思ったよりスラスラ読めるぞ

181 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 13:44:20.723 ID:RFe3iH/50
>>38
これ

182 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 15:05:53.792 ID:8NwydKg9a
獣皇シリーズとかマニアックだな

183 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 15:16:25.143 ID:KrHFQirL0
マルチエンディング制好き

184 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 15:34:33.127 ID:irIHChLo0
実在すんのかよww

185 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 15:37:43.957 ID:m50aG3Do0
たしかヤマレコってサイトに載ってた話だと思うんだけど、
道中で会った人と一緒に山登ってたら、いつの間にかその人いなくなって遭難したってやつめっちゃ怖かった
知ってるやつおらん?

186 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 15:50:54.702 ID:qmLL1YVBa
獣皇(じゅうおう)とは、アダルトDVDメーカーのグローリークエスト作によるAV女優と犬との獣姦物。
2003年のシリーズ開始以来人気が続き、2009年4月2日にはシリーズ第46作となる作品が発表された。
犬は白黒2匹が登場するが、シリーズ第43作から黒犬2匹あるいは白犬2匹に変わっていることがある。
なお、グローリークエストのサイトにある作品リストからは獣皇シリーズが削除されているが、MANIACレーベルでの販売が継続されている。

http://i.imgur.com/iQzo1Uh.jpg

187 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 15:51:51.622 ID:qmLL1YVBa
AV女優と犬との交合を扱った作品だけに、一般のアダルト作品とは多少趣が異なる。

フェラチオ、性交、射精、中出しなどがあり、この点では一般のアダルト作品と同様である。
AV女優の性器にはモザイク処理が施されているが、犬の性器にはモザイク処理が施されていない。
犬を扱う専門の人物(ブリーダー)が覆面を被った黒子として登場し、犬を勃起させたりAV女優に交接させたりなどの撮影補助を行う。
AV女優でも犬を勃起させ射精に導くのは難しいらしく、ブリーダーの手により犬を勃起させ射精寸前の状態にしてから、女優にフェラチオさせたり、挿入させたりする。
犬と人間とでは性器や射精による精液の出方が違うので、AV女優が珍しげに見ていたり、スタッフからAV女優に解説が入ることがある。
犬の精液を容器に集めAV女優が飲むシーンがあるが、犬の精液は人間の精液よりやや流動性が高いようである。このため、犬に中出しされたAV女優の膣からの精液が流れ出やすく、作品観賞のポイントとなっている。また、AV女優の感想では精液の味も人間とは違うらしい。
DVD作品の中には、AV女優と人間男性(AV男優)との性交シーンを特典映像として収め、本編のAV女優と犬との交尾と比較して楽しめるようにしたものもある。
初期の作品では犬との交尾を嫌がったり躊躇したりするAV女優を撮影スタッフが強引に交尾させる演出も見られたが、中期以降の作品ではそのような演出は皆無となっている。
http://i.imgur.com/k6qwut1.jpg

188 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 16:37:36.707 ID:1fufCzOiM
続きはよ

189 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/26(月) 16:58:03.362 ID:ESf2HRwu0
(´・ω・`)

190 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/26(月) 17:26:57.997 ID:ESf2HRwu0
(´・ω・`

191 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/26(月) 19:36:00.679 ID:ESf2HRwu0
(´・ω・

192 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/26(月) 20:43:39.823 ID:ESf2HRwu0
(´・ω

193 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 21:11:41.885 ID:D1xarkdhd
(´・

194 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/26(月) 22:45:47.236 ID:ESf2HRwu0
(´・ω

195 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/26(月) 22:50:30.423 ID:AGgvupb5p
検索して過去スレ探したほうが早いだろ

196 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 01:05:18.322 ID:Mr5SLv0C0
長えぇぇよぉぉぉ

197 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 02:02:55.373 ID:xZ1OGLokM
つづき

198 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 03:52:05.636 ID:NC9Emf9J0
そして俺達3人がおんどうの中に入ると、
坊「この扉を開けてはなりません。皆、本堂のほうにおります。明日の朝まで、誰もここに来ることはありません。」

坊「そして、壁の向こうのものと会話をしてはなりません。このおんどうの中でも言葉を発してはなりません。居場所を教えてはなりません。」

坊「これらをくれぐれもお守りいただけますよう、お願いします」

そう言って俺達の顔を見渡した。
俺達は頷くしかなかった。
この時既に言葉を発してはならない気がして、怖くて何も言えなかったんだ。

坊さんは俺達の様子を確認すると、扉を閉め、そのまま何も言わず行ってしまった。

おんどうの中はひんやりしていた。
実際ここで飲まず食わずでやっていけるのかと不安だったが、これなら一晩くらいは持ちそうだと思った。

建物自体はかなり古く、壁には所々に隙間があった。といっても結構小さいものだけど。

まだ昼時ということもあり、外の光がその隙間から入り、AとBの顔もしっかり確認できた。
顔を見合わせても何も喋ることができないという状況は、生まれて初めてだった。

「大丈夫だ」という意味を込めて俺が頷くと、AもBも頷き返してくれた。

しばらくすると、顔を見合わせる回数も少なくなり、終いにはお互い別々の方向を向いていた。

喋りたくても喋れないもどかしさの中、後どれくらいの時間が残っているのか見当も付かない
俺達は、ただただ呆然とその場にいることしかできなかったんだ。

途方もない時間が過ぎていると感じているのに、まだ外は明るかった。

するとAがゴソゴソと音を立て出した。
何をしているのかと思い、あまり大きな音を出す前に止めさせようと思ってAの方に向き直ると、Aは手に持った紙とペンを俺達に見せた。

こいつは、坊さんの言うことを聞かずに密かにペンを隠し持っていたのだ。
そして紙は、板ガムの包み紙だった。まあメモ用紙なんて持っているはずない俺達なので、きっとそれしか思い浮かばなかったんだろう。

(こいつ何やってんだよ・・)
一瞬そう思った俺だが、意思の疎通ができないこの状況で極限に心細くなっていた所為もあり、Aの取った行動に何も言う事が出来なかった。
むしろ、ひとつの光というか、上手く説明できないんだが、とにかくすごく安心したのを覚えてる。

199 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 03:53:56.459 ID:NC9Emf9J0
Aはまず自分で紙に文字を書き、俺に渡してきた。

”みんな大丈夫か?”

俺はAからペンを受け取り、なるべく小さく、スペースを空けるようにして書き込んだ。

”俺は今のところ大丈夫、Bは?”

そしてBに紙とペンを一緒に手渡した。

”俺も今は平気。何も見えないし聞こえない。”

そしてAに紙とペンが戻った。

こんな感じで、俺達の筆談が始まったんだ。

A”ガム残り4枚。外紙と銀紙で8枚。小さく文字書こう”

俺”OK。夜になったらできなくなるから今のうちに喋る”

B”わかった”

A”今何時くらい?”

俺”わからん”

B”5時くらい?”

A”ここ来たの1時くらいだった”

俺”なら4時くらいか”

B”まだ3時間か”

A”長いな”

こんな感じで他愛もない話をして1枚目が終わった。

するとAが書いてきた。

A”○○文字でかい”

俺は謝る仕草を見せた。

するとAは俺にペンを渡してきたので、

俺”腹減った”

と書き込みBに渡した。

そしてBが何も書かずにAに紙を渡した。

するとAは

A”俺も”

と書いて俺に渡してきた。

200 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 03:55:27.670 ID:NC9Emf9J0
あれだけ心細かったのに、いざ話すとなるとみんな何も出てこなかった。

俺は、日が沈む前に言っておかなければならないことを書いた。

俺”何があっても、最後までがんばろうな”

B”うん”

A”俺、叫んだらどうしよう”

俺”なにか口に突っ込んどけ”

B”突っ込むものなんてないよ”

A”服脱いでおくか”

俺”てか、何も起きない、そう信じよう”

Bは俺の書いた言葉にはノーコメントだった。

俺も書いたあと、自分で何を言ってるんだろうと思った。

坊さんは、何も起きないとは一言も言っていなかった。
むしろ、これから何が起こるのかを予想しているような口ぶりで俺達にいくつも忠告をしたんだ。

そう考えると俺達は、一刻も早く時間が過ぎてくれることを願っている一方で、本当の本当は、夜を迎えるのがすごく怖かったんだ。

夜だけじゃない、あの時ああしてる時間も、本当は怖くてしょうがなかった。
唯一の救いが、互いの存在を目視できるということだっただけで。

俺の一言で空気が一気に重くなった。

俺はこの空気をどうにかしようと、Bの持っていた紙とペンをもらい、

俺”何か喋れ時間もったいない”

と書いてAに渡した。他人任せもいいとこ。
Aは一瞬困惑したが、少し考えて書き出し、俺に渡してきた。

A”じゃあ、帰ったら何するか”

俺”いいね。俺はまずツタヤだな”

B”なんでツタヤ?”

俺”DVD返すの忘れてた”

A”どんだけ延泊!?”

まあ嘘だった。どうにかして気を紛らわせたかったからなんでもいいやって適当に書いた。
結果、雰囲気はほんの少しだが和み、AもBもそれぞれ帰ったら何をするかを書いた。

201 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 03:56:50.718 ID:NC9Emf9J0
少しずつだが、ゆっくりと俺達は静かな時間を過ごした。
そして残りの紙も少なくなった頃、Bはある言葉を紙に書いた。

B”俺は坊さんに言われたことを必ず守る。死にたくない”

俺もAも、最後の言葉を見つめてた。
俺は「死にたくない」なんて言葉、生まれてこの方本気で言ったことなんかない。
きっとAもそうだろう。

死ぬなんて考えていなかったからだ。
死を間近に感じたことがないからだ。

それを、今目の前で心の底から言うヤツがいる。
その事実がすごく衝撃的だった。

俺はBの目をしっかりと見つめ、頷いた。

その後は特に何も話さなかったが、不思議と孤独感はなかった。

お互いの存在を感じながら、俺達は日が暮れるのを感じていた。

何もせずにいると蝉の鳴き声がうるさくて、でも徐々に耳が慣れて気にならなくなった。
でも、なんか違和感なんだ。よく耳を凝らすとなにか他の音が聞こえるんだ。

さらに耳を凝らすと、段々その音がクリアに聞こえるようになった。

俺は考えるより先に確信した。
あの呼吸音だって。

Bを見た。薄暗くて分かりづらかったが、Bに気づいている気配はなかった。

Bには聞こえないのか?
そういえばBって呼吸音について言ってたっけ?
もしかしてあれは聞いたことがないのか?
それとも単に気づいていないだけか?

202 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 03:57:49.081 ID:NC9Emf9J0
頭の中で色々な考えが浮かんだ。
すると硬直する俺の様子に気づいたBが、周りをキョロキョロと見回し始めた。

この状況の中で、神経が過敏にならないはずがなかった。俺の異変にすぐ気づいたんだ。

すると、Bの視線が一点に止まった。俺の肩越しをまっすぐ見つめていた。
白目が一気にデカくなり、大きく見開いているのがわかった。

AもBの様子に気が付き、Bの見ている方を見ていたが何も見つけられないようだった。
俺は怖くて振り返れなかった。

それでも、あの呼吸音だけは耳に入ってくる。
ソレがすぐそこにいることがわかった。動かず、ただそこで「ひゅーっひゅーっ」といっていた。

しばらく硬直状態が続くと、今度は俺達のいるおんどうの周りを、ズリズリとなにか引きずるような音が聞こえ始めたんだ。

Aはこの音が聞こえたらしく、急に俺の腕を掴んできた。

その音は、おんどうの周りをぐるぐると回り、次第に呼吸音が「きゅっ・・・・きゅえっ・・」っていう何か得体の知れない音を挟むようになった。
俺には音だけしか聞こえないが、ソレがゆっくりとおんどうの周りを徘徊していることは分かった。

Aの腕から心臓の音が伝わってくるのを感じた。
Bを確認する余裕がなかったが、固まってたんだと思う。
全員微動だにしなかった。

俺は恐怖から逃れるために、耳を塞いで目を瞑っていた。
頼むから消えてくれと、心の中でずっと願っていた。

どれくらい時間が経ったかわからない。ほんの数分だったかも知れないし、そうでないかも知れない。
目を開けて周りを見回すと、おんどうの中は真っ暗で、ほぼ何も見えない状態だった。

そしてさっきまでのあの音は、消えていた。

203 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 03:58:46.519 ID:NC9Emf9J0
恐怖の波が去ったのか、それともまだ周りにいるのか、判断がつかず動けなかった。

そして目の前に広がる深い闇が、また別の恐怖を連れて来たんだ。

目を凝らすが何も見えない。
「いるか?」「大丈夫か?」の掛け声さえ出せない。

ただAはずっと俺の腕を握ってたので、そこにいるのが分かった。

俺はこの時猛烈にBが心配になった。
Bは明らかに何かを見ていた。

暗がりの中で、Bを必死に探すが見えない。

俺は、Aに掴まれた腕を自分の左手に持ち直し、Aを連れてBのいた方へソロソロと歩き出した。
なるべく音を立てないように、そしてAを驚かせないように。

暗すぎて意思の疎通ができないんだ。
誰かがパニックになったら終わりだと思った。

どこにいるか全くわからないので、左手にAの腕を持ったまま、右手を手前に伸ばして左右にゆっくり振りながら進んだ。
すると指先が急に固いものに当たり、心臓がボンっと音を立てた。

手に触れたそれは、手触りから壁だということがわかった。

おかしい、Bのいた方角に歩いてきたのにBがいない。

俺は焦った。さらに壁を折り返してゆっくりと進んだ。だがまた壁に行き着いた。

途方に暮れて泣きそうになった。

「Bどこだ」の一言を何度も飲み込んだ。

どうしていいかわからなくなり、その場に立ち尽くしたままAの腕を強く握った。
すると、今度はAが俺の腕を掴み、ソロソロと歩き出したんだ。

まず、Aは壁際まで行くと、掴んだ俺の腕を壁に触らせた。
そしてそのままゆっくりと壁沿いを移動し、角に着いたら進路を変えてまた壁沿いに歩く。
そうやっていくうちに、前を歩くAがぱたりと止まった。そして、俺の腕をぐいっと引っ張ると、何か暖かいものに触れさせた。
それは、小刻みに震える人の感触だった。

204 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:00:37.197 ID:NC9Emf9J0
Bを見つけたと思った。
でもすぐ後に、(これは本当にBなのか?)という疑問が芽生えた。
よく考えたらAもそうだ。ずっと近くにいたが、実際俺の腕を掴んでいるのはAなのか?

俺は暗闇のせいで、完全に疑心暗鬼に陥っていた。

俺が無言でいると、Aはまた俺の腕を掴み、ソロソロと歩き出した。

俺はゆっくりとついていった。
すると、ほんの僅かだが、視界に光が見えるようになった。

不思議に思っていると、部屋にある隙間から少しだけ月の明かりが入ってきているのが目に入った。
Aはそこへ俺達を連れて行こうとしているのだと思った。

何故気づかなかったのか、今思っても不思議なんだ。
暗闇に目が慣れるというのを聞いたことがあったけど、恐怖に呑まれてそれどころじゃなかった。
ほんとに真っ暗だったんだ。

とにかく、その時俺はその光を見て心の底から救われた気持ちになった。
そしてAに感謝した。

後から聞いたんだが、
A「俺は見えもしなかったし、聞こえもしなかった。なんか引きずってる音は聞こえたんだけどな。
でもそのおかげで、お前達よりは余裕があったのかも。」
と言っていた。
大した奴だって思った。

光の下に来ると、Aの反対側の手にBの腕が握られているのが見えた。
月明かりで見えたBの顔は、汗と涙でぐっしょり濡れていた。
何があったのか、何を見たのか、聞くまでもなかった。

夜は昼と違って、すごく静かで、遠くで鈴虫が鳴いていた。

俺達はしばらくそこでじっとしていた。
恥ずかしながら、3人で互いに手を取り合う格好で座った。ちょうど円陣を組む感じで。
あの状態が一番安心できる形だったんだと思う。

そして何より、例え僅かな光でも、相手の姿がそこに確認できるだけで別次元のように感じられたんだ。

しばらくそうしていると、とうとう予想していたことが起きた。

205 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:01:11.824 ID:NC9Emf9J0
Aが催したのだ。
生理現象だから絶対に避けられないと思っていた。
Aは自分のズボンのポケットから坊さんに貰った布の袋をゴソゴソと取り出すと、立ち上がって俺達から少し離れた。

静寂の中、Aの出す音が響き渡る。
なんか、まぬけな音に若干気が抜けて、俺もBも顔を見合わせてニヤっとした。

その瞬間だった。

「Bくん」

AB俺(・・・)

一瞬にして体に緊張が走る。

するとまた聞こえた。
俺達がおんどうに入った扉のすぐ外側からだった。

「Bくん」

俺達は声の主が誰か一瞬で分かった。
今朝も聞いた、美咲ちゃんの声だった。

「Bくんおにぎり作ってきたよ」

こちらの様子を伺うように、少し間を空けながら喋りかけてくる。
抑揚が全くなく、機械のようなトーンだった。

Bの手にぐっと力が入るのが分かった。

「Bくん」

「・・・」

しばらくの沈黙の後、突然関を切ったように、

「Bくんおにぎり作ってきたよ」

「いらっしゃいませ〜」

206 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:02:50.849 ID:NC9Emf9J0
「おにぎり作ってきたよ」

「Bくん」

「いらっしゃいませ〜」

「おにぎり作ってきたよ」

と同じ言葉を何度も何度も繰り返すようになった。

尋常じゃないと思った。

恐かった。美咲ちゃんの声なのに、すげー恐かった。

坊さんはおんどうには誰も来ないと俺達に言っていた。
そしてこの無機質な喋り方だ。
扉の外にいるのは、絶対に美咲ちゃんじゃないと思った。

気づくとAが俺達の側に戻り、俺とBの腕を掴んだ。
力が入ってたから、こいつにも聞こえてるんだと思った。

俺達は3人で、おんどうの扉の方を見つめたまま動けなかった。
その間もその声は繰り返し続く。

「いらっしゃいませ〜」
「Bくん」
「おにぎり作ってきたよ」

そしてとうとう、扉がガタガタと音を出して揺れ始めた。

おい、ちょ、待て。

扉の向こうのヤツは扉をこじ開けて入ってくるつもりなんだと思った。
俺は扉が開いたらどうするかを咄嗟に考えた。

(全速力で逃げる、坊さんたちは本堂にいるって言ってたからそこまで逃げて・・おい本堂ってどこだ)
とか。もうここからどうやって逃げるかしか考えてなかった。

やがてそいつは、ガンガンと扉に体当たりするような音を立てだした。
無機質な声で喋りながら。

そしてそのまま少しずつ、おんどうの壁に沿って左に移動し始めたんだ。
一定時間そうした後にまた左に移動する。その繰り返しだった。

(何してるんだ・・?)

207 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:04:53.071 ID:NC9Emf9J0
不思議に思っていると、俺はあることに気づいた。
俺達のいる壁際には隙間が開いている。
そしてそいつは今そこにゆっくりと向かっている。

(もし隙間から中が見えたら?)
(もし中からアイツの姿が見えたら?)

そう考えると居ても立ってもいられなくなり、俺は2人を連れて急いで部屋の中央に移動した。

移動している。ゆっくりと、でも確実に。

心臓の音さえ止まれと思った。
ヤツに気づかれたくない。
いや、ここにいることはもう気づかれているのかもしれないけど。

恐怖で歯がガチガチといい始めた俺は、自分の指を思いっきり噛んだ。

そして俺は、隙間のある場所に差し掛かったそいつを見た。
見えたんだ。月の光に照らされたそいつの顔を、今まで音でしか感じられなかったそいつの姿を。

真っ黒い顔に、細長い白目だけが妙に浮き上がっていた。

そして体当たりだと思っていたあの音は、そいつが頭を壁に打ち付けている音だと知った。
そいつの顔が、一瞬壁の隙間から消える。
外でのけぞっているんだろう。
そしてその後すぐ、ものすごい勢いで壁にぶち当たるんだ。

壁にぶち当たる瞬間も、白目をむき出しにしてるそいつから、俺は目が離せなくなった。
金縛りとは違うんだ、体ブルブル動いてたし。

ただ見たことのない光景に、目を奪われていただけなのかも知れないな。

あの勢いで頭を壁にぶつけながら、それでも淡々と喋り続けるそいつは、完全に生きた人間とはかけ離れていた。

結局、そいつは俺達が見えていなかったのか、隙間の場所でしばらく頭を打ち付けた後、さらにまた左へ左へと移動していった。

俺の頭の中で、残像が音とシンクロし、そいつが外で頭を打ち付けている姿が鮮明に想像できた。

208 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:06:50.918 ID:NC9Emf9J0
正直なところ、そいつがどれくらいそこに居たのかを俺は全く覚えていない。
残像と現実の区別がつけられない状態だったんだ。

後から聞いた話だと、そいつがいなくなって静まりかえった後、3人ともずっと黙っていたらしい。

Aは警戒したから。
Bは恐怖のため動けなかったから。
そして俺は残像の中で延長戦が繰り広げられていたから。

そんでAが俺を光の場所へ連れていこうと腕を掴んだ時、体の硬直が半端なくて一瞬死んだと思ったらしい。
本気で死後硬直だと思ったんだって。

BはBで、恐怖で歯を食いしばりすぎて、歯茎から血を流してた。

Aだけは、やっぱり姿を見ていなかった。

あと、そいつはそこから遠ざかって行く時カラスのように「ア゛ーっア゛ー」と奇声を発していたらしい。
その声は、Aだけが聞いていたんだけど。

そいつの2度の襲来によって、その後の俺達の緊張の糸が緩むことはなかった。

ただ、神経を張り巡らせている分体がついていかなかった。
みんな首を項垂れて、目を合わすことは一切無かった。
Bは、催したものをそのまま垂れ流していたが、Aと俺はそれを何とも思わなかった。

あんなに夜が長いと思ったのは生まれて初めてだ。
憔悴しきった顔を見たのも、見せたのも、もちろん人でないものの姿を見たのも。
何もかも鮮明に覚えていて、今も忘れられない。

おんどうの隙間から光が差し込んできて、夜が明けたと分かっても、俺達は顔を上げられずそこに座っていた。
雀の鳴き声も、遠くから聞こえる民家の生活音も、すべてが俺の心臓に突き刺さる。
ここから出て生きていけるのか、本気でそう思ったくらいだ。

本格的に太陽の光が中に入りこんできた頃、遠くからこっちに近づいてくる足音が聞こえた。
俺達は完全に身構え体制に入った。
足音はすぐ近くまで来ると、おんどうの裏へ回り入り口の前で止まった。

息を呑んでいると、ガタガタっと音がし、「キィーッ」と音を立てて扉が開いた。



そこに立っていたのは、坊さんだった。

209 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:08:41.008 ID:NC9Emf9J0
坊さんは俺達の姿を見つけると、一瞬泣きそうな顔をして、
坊「よく、頑張ってくれました」
と言った。

あの時の坊さんの目は、俺一生忘れないと思う。
本当に本当に優しい目だった。

俺は、不覚にも腰を抜かしていた。
そして、いい年こいてわんわん泣いた。

坊さんは、俺達の汗と尿まみれのおんどうの中に迷わず入って来て、そして俺達の肩を一人一人抱いた。
その時坊さんの僧衣?から、なんか懐かしい線香の香りがして、
(ああ、俺達、生きてる)
って心の底から思った。
そこでまた俺子供のように泣いた。

しばらくしても立ち上がれない俺を見て、坊さんはおっさんを呼んできてくれた。
そして2人に肩を抱えられながら、前日に居た一軒家に向かった。

途中、行く時に見た大きな寺の横を通ったんだが、その時俺達3人は叫び声を聞いた。
低く、そして急に高くなって叫ぶ人の声だった。

家の玄関に着くと耳元でAが囁いた。
A「さっきのあれ、女将さんの声じゃね?」

まさかと思ったが、確かに女将さんの声に聞こえなくもなかった。
だが俺はそれどころじゃないほど疲れていたわけで。

早く家に上げて欲しかったんだが、玄関に出てきた女の人がすげー不快そうに俺達を見下しながら、
「すぐお風呂入って」
って言うんだわ。

まーしょうがない。だって俺達有り得んくらい臭かったしね。

そして俺達は、3人仲良く風呂に入った。
まあ怖かった。
いきなり一人になる勇気はさすがになかった。

風呂を上がると見覚えのある座敷に通され、そこに3枚の布団が敷いてあった。

「まず寝ろ」ということらしかった。

210 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:14:24.368 ID:CSgESKkG0
くそ眠いんだけど獣姦見るわ

211 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:17:53.212 ID:NC9Emf9J0
キセイガ カカッテ シマッタ

212 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:18:19.249 ID:NC9Emf9J0
ダレカ ツヅキ タノム・・・

213 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:18:25.967 ID:0s+rklIZd
昔のスレでしょっちゅう 寺の息子の先輩が助けるやつやたら見たきがするんだがあれなんだったの? あとヴぇルタースオリジナルがオチのやつ

214 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:19:57.723 ID:NC9Emf9J0
マダ 3ブンノ 2シカ ハッテナイノニ

215 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:20:59.906 ID:NC9Emf9J0
ダレカ・・・・

216 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:24:15.452 ID:NC9Emf9J0

sssp://o.8ch.net/haf1.png

217 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:27:19.236 ID:NC9Emf9J0

sssp://o.8ch.net/haf3.png

218 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:29:37.812 ID:NC9Emf9J0

sssp://o.8ch.net/haf4.png

219 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:31:31.631 ID:NC9Emf9J0

sssp://o.8ch.net/haf5.png

220 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:39:02.761 ID:NC9Emf9J0

sssp://o.8ch.net/haf7.png

221 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:51:06.823 ID:kTx5GQJTK
坊さんに抱かれて腰が抜けてわんわん泣いたまで読んだ

222 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 04:51:33.239 ID:Wrb7pIPx0
お前がこえーよ

223 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 05:06:13.409 ID:bHdpMz+2K
やっと追い付いた
何なのこのつまんないスレ

ビックリした つまんなすぎて

224 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/27(火) 05:17:14.144 ID:eGYkBZfP0
まだ1/3も残ってる事にビビるわ

225 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 05:17:56.292 ID:eVo4k9SV0
>>224
ええええ、まだあんのかよ…

226 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 05:45:43.150 ID:B6djl9SZ0
今まで生きてきてこんな有能な坊さんに出会ったことないんだが

227 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 05:52:03.358 ID:kKClVLVi0
http://goo.gl/HBcLNC

228 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 05:52:36.450 ID:kKClVLVi0
iine

229 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 06:47:45.218 ID:nfMs5DWXd
>>223
つまんない言っといて追いつくまで見るお前にビックリだわ

230 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/27(火) 08:16:35.131 ID:eGYkBZfP0


231 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/27(火) 11:01:24.240 ID:eGYkBZfP0


232 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/27(火) 11:53:07.962 ID:eGYkBZfP0


233 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 12:12:26.119 ID:KulPtDiK0
リンク貼ったらいいのに長々と長文コピペしてるやつアホなの?

234 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 12:51:09.106 ID:8DGX5qvNa
続きはよ

235 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 12:53:52.173 ID:AjV+92Ra0
続き読みたいならリゾートバイトでググれば幸せになれるよ

236 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 13:09:00.058 ID:A5jMuk8t0
短いの頼む

237 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 14:09:36.813 ID:CGgOHzT/d
これなんで黒いのが複数いたんだっけ

238 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 14:10:58.603 ID:VgrBfmVx0
S・O・S・山・の・上・で・身・動・き・と・れ・ず・

って音声のやつかと思った

239 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 16:27:46.305 ID:bCcvckXmd
>>237
息子が死んでよみがえらそうと旅館のババアがしてたんじゃなかったっけ

240 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 17:10:40.274 ID:WHyBD6dha
一人暮らし俺リアル読んで無事死亡
普段倒れない物落ちて怖い人肌恋しいからパチンコ行くわ

241 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 19:01:00.830 ID:HJ2MwE+g0
何らかの怪異と遭遇し、怪異に憑かれる

地元民がそれに驚き異能力者を紹介する

異能力者による祓いの儀式

「呼ばれても答えてはいけない、戸をあけてはいけない」

翌朝、異能力者によるネタばらし


というのが都市伝説・コピペの王道的展開。

242 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 19:03:51.430 ID:gma0MoRH0
リアルは最後のオチが嫌い

243 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/27(火) 20:08:45.460 ID:eGYkBZfP0


244 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 21:42:45.138 ID:lRcaGpMOa


245 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 21:47:19.732 ID:lRcaGpMOa


246 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 22:44:39.939 ID:HJ2MwE+g0


247 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/27(火) 23:00:00.610 ID:HJ2MwE+g0


248 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 00:21:27.828 ID:8tNNhEXl0
旨しっっっ!!

249 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/28(水) 01:30:24.686 ID:UrM9quTq0
z

250 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 02:13:04.967 ID:W0plli/1d
続き誰か

251 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 02:24:08.748 ID:X4NtCD3l0
東京モーターショー2016で話題になったダイハツ美人
https://t.co/zSARhqVckB

【見逃し注意】スーパーフォーミュラ第6戦のレースクイーン画像50枚!
https://t.co/OvstHqhpKH

252 :キチガイ発狂最終章!煽ってやらせて打つ!新宿古着屋自滅方程式!関係先各所着々と操作進行中♪大爆笑:2016/09/28(水) 02:24:51.549 ID:sWg5Ilz5d
■某ヨ ウジヤマモト掲示板で個人情 報の悪用が暴露される■

619 :名無しのヨウジ:2015/03/04(水) 02:37:53 ID:4OeXYPI20
その 知恵袋で使われてる名前実 在の客だからな
本人はまったく知らなか ったし
個人情報を無断で使われても構わない なら売買も止めやしないけど、、
俺は他にもいろいろ噂聞いて以来行ってない

■ヤフオクの評価から被害が報告される■

落 札 者からのコ メ ン ト:訳あ ってキ ャンセルを申し出ましたが、十月九日、調査 会社という 方から悪意ある落札でないかどうかを調査させ て頂くと連絡が入りました。
ネットで検索し、被害に遭われた方が沢山お られる事も確認しました。全てが悪 戯とは到底思え ない量で、内容も似ていました。

■ついでに類似品の販売をしていたことも報告される■

528 ノーブランドさん New! 2015/09/01(火) 20:01:24.49
この店昔playの偽物Tシャツ売ってたぞ
無地の長袖なんて当時出てないのにここだけで売ってたわw

533 ノーブランドさん New! 2015/09/03(木) 13:45:38.78
>>528
これだろ
http://i.imgur.com/POvOyje.jpg

販 売業 者の名称  有限会社コー ルド ターキ ー/DC-BANK  代 表取締役:渡 邊弘宣
販 売業者の住所  〒160-0022 東 京 都新宿区新 宿3- 12-11 石 井ビル2F Phone:0 3-5 269-3675

新宿古着屋DC BANK
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/fashion/1429021022/528-

https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=%EF%BC%A4%EF%BC%A3%E3%80%80%EF%BC%A2%EF%BC%A1%EF%BC%AE%EF%BC%AB+%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC
↑オークションの評価や告発されたストーカー悪事の数々が見れます!!

253 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 03:37:25.316 ID:PDNJH/3a0
>>74
この人栗山千明に殺されたいことで有名な人だよな

254 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/28(水) 04:45:52.014 ID:UrM9quTq0
e

255 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします 転載ダメ©2ch.net:2016/09/28(水) 06:41:02.356 ID:UrM9quTq0
n

256 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 06:41:15.285 ID:UYmQXcxQ0
d

257 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 07:13:04.365 ID:W0plli/1d
less

258 :以下、無断転載禁止でVIPがお送りします:2016/09/28(水) 08:13:41.175 ID:40a8ye920
このスレまだ残ってたのかよ

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